長谷川健太監督
ー5月は1勝3分けと無敗を継続しています。2失点しかしていませんし、守備陣の安定が大きいと思いますが、あらためて守備の安定感についてどう感じていますか?
前節は最後の1プレーがなければというところですが、相手には大きな選手がいなくて、岩崎(悠人)の身体を生かしながらという形で、あれはあれでまた嫌らしいメンバーだったと思いますので、そういう意味ではしっかりと対応してくれていたと思います。(ファジアーノ)岡山戦にしてもそうですし、京都(サンガF.C.)戦にしてもしっかりと対応できているのかなと。京都も次の試合で(横浜F・)マリノス相手に3点を取っていますから、メンバーがいないからといって得点力が落ちているわけではないと思いますので、そういう相手に対してしっかりと対応できているというのは、集中してプレーできていると思っています。3月、4月と非常に失点が多いなかで、一つずつ良くしていこうということで、ディフェンスの選手たちは耳が痛い部分はあったと思いますし、一生懸命やっているなかでのエラーがあったりもしたと思います。キーパーが変わったなかで連係という部分では大変だと思いますが、そういう状況で少しずつ良くしていこうということで、彼らの地道な努力が結果に結びついてきていると思います。ディフェンス陣には今のプレーを継続してもらって、こういうときに今度は攻撃陣がというところ。今はFWとして試合に出場している選手、浅野(雄也)も含めて0得点なので、彼らの中で誰かが突破口を開いてくれると、またチームに勢いが出てくると思いますので、彼らの奮起に期待していきたいと思っています。
ー前節の前日会見でゴールを積み重ねている稲垣祥選手の話になったときに、ゴールを取れる位置にいることが大事ということを話していました。それは監督が普段から言っていることですが、今のFW陣はそこに入ることができていますか?
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