本日8月30日(木)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、明治安田生命J1リーグ第25節のジュビロ磐田戦に向けて、風間八宏監督が記者会見を行いました。
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風間八宏監督
―現在のいいチーム状況を継続していきたいところです。
もちろんです。ただ、もっともっと良くなる部分もあります。いつも言っているように、「これでいい」ということはないのでね。10回チャンスがあれば、11回、12回と増やしていかなくてはいけません。選手たちは高い集中力を保ち、イメージを持ってやってくれているので、順調だと思います。これはずっと続けていることですけどね。
―引き締めていくべきところもあるのでしょうか?
いつも言っているけど、勝っても負けても一喜一憂しないことが大事です。最初から言い続けていることで、これは変わりません。引き締まらなければおかしいですよ。結果で動くのではなく、今よりも先に行くことをみんなでやってきていますから。
―連勝していることによって選手たちは貪欲になってきているのでしょうか?
そうだと思います。前よりもうまくいっているわけですからね。貪欲にならないと上に行けないので。練習にもいい状態で取り組んでくれていると思います。
―練習だけでなく、試合の中でも成長しているように思います。
個人戦術の積み重ねがチーム戦術になっていくので。パズルをするわけではなく、一人ずつが高めていくことがチームのすべてになる。チームに合わせるのではなくて、一人ひとりが力を出すことでチームになります。
―試合内容や選手の動きが良くなってきていると感じますか?
今は意思の疎通というか、声を出す選手が多くなってきました。夏の合宿から「意思を言葉にしろ」と言い続けていて、意思でつながるようになった部分はあると思います。
―中盤に負傷者が多い印象です。
いつもパーフェクトな状態でいられるわけではありません。今やれる選手で、一番いい状態でやっていくしかありませんから。
―ジョー選手をはじめ、選手たちのコンディションの良さは練習を積み重ねてきた成果なのでしょうか?
もちろん。個人によってテーマはありますけど、うちは練習の数が多いんでね。ただ、練習をする時間は短いから、その後に自分で取り組んでくれている。良くやってくれていると思いますよ。あとはグループの中で自分たちで考えさせることもしているので、そういうところで意識がはっきりとして体も動くようになってきているんじゃないかなと思いますね。
―試合展開に余裕が出てきたように感じます。
それは積み重ねてきたことなので。大きな変化をしているわけではありません。新しく来た選手たちと、積み上げてきた選手たちの個人が大きくなってきたというのはあると思います。これは単純な話ではないし、意識することでもないと思います。
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