8/26（日）、明治安田生命J1リーグ第24節が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムで浦和レッズと対戦し、4－1で勝利。試合終了後、玉田圭司選手、宮原和也選手、新井一耀選手が試合を振り返りました。

玉田圭司選手

ーこれで6連勝となりました。今の率直な気持ちを教えてください。

素直にうれしいです。止まらないように、次に準備していくだけですね。

ーこの1勝はどのような価値があると思いますか？

6連勝していますけど、どの試合も簡単なものはなかったです。今は勝ちたいという気持ちが相手より上回っているのかなと思います。そういう中で勝ちきることができているので、これを続けていきたいです。

ー中断期間後はまるでチームが変わったかのように生まれ変わりました。

結果がついてきているからそう思ってもらえるのかもしれないですけど、修正しないといけないところはたくさんあるのでね。そういうところは練習から取り組んでいければ、より良いチームになっていくのかなと思います。

ー今はプレーしていて楽しいですか？

結果もついてきているのでね。でも暑すぎるので、もうちょっと涼しくなってくれたらいいね（笑）。

ーオウンゴールで失点した直後、ピッチ内はどのような雰囲気だったのでしょうか？

ホームゲームなので、僕たちは勝ち点3しか目指していなかったです。そういう中で下を向く選手は一人もいなかったので、ひっくり返せたことはチームの力だと思います。

ージョー選手のPKはGKにストップされましたが、玉田選手がこぼれ球を押し込みました。

来そうな感じがしたから（笑）。いい時間帯に同点にできたんじゃないかな。ジョーが外すことを期待していたわけではないですけど、何があるか分からないと思っていました。そこで押し込むというか狙っていたというか。そこでボールが来たので、押し込めたことは良かったです。

ー試合を通してボールを動かし、チームにリズムを作っていました。

前半はいい時間帯もあるけど、変な取られ方をしてカウンターを受ける場面もたくさんあったから。そういうものをなくしていかないと。点を取られる取られないは本当に細かいことだと思うから。そういうところは本当に修正していかないと、いつかやられると思うし、そういう気持ちを持ってもっとやらないといけないかな。

ー試合を重ねるごとに守備能力が向上しているのでは？

何だろうね（笑）。ワールドカップを見ていても、特に（ルカ）モドリッチとか、一番うまい選手があんなに頑張るんだって感銘を受けたから。そういう見方をするということは、サッカーの感覚も変わってきたのかなとも思う。そういうことをやることによって、自分にプラスに働くのかなとも思う。これを続けていきたいですね。

ー金井貢史選手が上がった後のフォローは玉田選手が担っていました。

そうだね（笑）。そういう細かいところを見てくれるのはうれしいよ。

ーチームは安定して試合を運べるようになったのではないでしょうか？

本当に今はスーパーストライカーがいるから（笑）。点を取ってくれるし。でもジョーに頼らずにやることも大事だよね。この前の鳥栖戦もそうだし。ジョーがいない中でも、もっといい形でボールを渡すとか、もっといい形で点を取らせるとか、いい形でビルドアップするとか。そういうのは本当にたくさん課題があると思う。それは見逃しちゃダメなところ。

ー浦和というチームに対して、やりにくさを感じましたか？

やっぱり浦和は個々の能力は高いと思うし、それをやらせてしまうと、やっぱり1点目のように興梠（慎三）の抜け出しとか。そういうのを少しでも自分たちが無力化するというところを、もうちょっとやっていけたら、自分たちの時間帯というものが増えると思う。

ー前回6連勝した時にも玉田選手は在籍していました。

2011年か。本当に簡単な試合は一つもなかったし、そういう中でも勝ちきれる力が出てきたのかなと思う。勝つことによって自信を得られるから。「6」で止まらないように頑張りたいです。

ーチームの変化として勝ちたい気持ちが出てきたと語っていました。前半戦と後半戦とでは、どのような場面でそういった違いを感じたのでしょうか？

危機感を持ってやれていると思う。あとは「ここをやられない」とか「ここはやる」とか。集中力って言ったらいいのか分からないけど、そういうところが強まってるんじゃないかな。

ー今後、チームとしてはどのようなことを目指していくのでしょうか？

とにかく1戦1戦勝利を目指して、ホームでもアウェイでも頑張りたいです。

ー8月は毎週末ホームゲームが開催されました。

ホームゲームで勝つということは、サポーターやたくさんの人と喜び合えるので、すごく大事なことだと思います。

ー今日の勝利によって、降格圏から脱したという気持ちがあるのではないでしょうか？

僕としては残留争いをしているという感覚ではなくて、とにかく1戦1戦勝つことだけを考えてやっているので、そういう中で（残留争いから）抜けられたらいいなと思います。

ー次の試合に向けて、意気込みをお願いします。

1週間後に次の試合があるので、そこにいいコンディションで臨めるようにしていきたいと思います。

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