長谷川健太監督

ー過去3年と比べても、プレシーズンのできがかなり良く、いい形で開幕を迎えられると思います。充実感がありますか？

そうですね。これ以上ない準備はしたと思っています。

ー特にどんなところに手応えを感じていますか？

キャスパー（ユンカー）とダン（シュミット・ダニエル）がけがをしてしまいましたが、それ以外にけが人は出ていませんし、しっかりとみんなが闘える状態です。本当に「誰が出ても」というぐらいの形で、全員が準備してくれているので、20人を選ぶのも非常に難しく、先発を選ぶのも非常に悩ました。そういう意味では一昨年、昨年とはまた少し違う準備ができたのかなと思っています。（監督就任）1年目はコロナ（新型コロナウイルス）の影響で開幕の1週間前に（ヴィッセル）神戸戦に出るメンバーがほぼそろわなくて、ぶっつけ本番で開幕を迎えたり、昨シーズンも直前にけが人が出てシステムも定まらないまま開幕戦を迎えました。ただ、今回は戦い方も明確で、選手も非常に意識高くトレーニングマッチにも臨んでくれていると思います。川崎（フロンターレ）もACL（AFCチャンピオンズリーグ）を見ていると調子がいいと思いますが、しっかりと闘えるだけの準備ができていると思っています。

ーキャンプの終盤に「今シーズンは相手のこともかなり加味した戦い方をやっていく」ということをおっしゃられていました。そういった部分でも、これだけメンバーがいるとより幅広く準備できたのかなと思います。

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