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【The Scene】第23節鳥栖戦(金井貢史選手&前田直輝選手)

208月

選手が自身のプレーを振り返り、瞬間的に思い描いていたイメージやその選択に至った理由を明かす『The Scene』。今回は19日(日)のサガン鳥栖戦で共に1ゴールを決めた金井貢史、前田直輝の2人にフォーカスし、プレーの真意に迫った。


―鳥栖戦から1日が経ちました。改めて、試合の感想を教えてください。

金井 昨日はとにかく楽しかったですね。

前田 そうですね。本当に楽しかったです。

金井 満員の中でプレーすることができましたし、5連勝を達成することができました。自分たちのサッカーを出すことができたので、気持ちのいい勝利だったと思います。もちろん、本当に重要なのはこれからですけどね。

前田 試合の最後の方は、「何本パスをつないだんだ?」っていうシーンもありましたしね。内容が良くなっているという実感があります。

金井 あとは落ち着いて試合に入れましたね。マリノス戦は意識しすぎてしまった部分があったので。

前田 だから貢史くんはマリノス戦でシュート外しちゃったんですよね(笑)。僕も自然体で臨んでいたつもりなんですけど、少し固くなってしまいました。

金井 頭では冷静に考えていたんですけど、それよりも体が先に反応する感じでした。


―3-0というスコアについてはいかがでしたか?

金井 満足はしていません。4点、5点と取れるチャンスがありましたし、もっと点を取らなくてはいけないゲームだった思います。チームとして、久しぶりの無失点を達成できたことは良かったと思います。


―お互いのパフォーマンスを評価していただけますか?

金井 直輝はボールを取られすぎだね(笑)。

前田 いや……そうですね(笑)。

金井 ジョーがいない分、背負い過ぎていた部分もあったと思います。特に前半は固かったね。逆に後半はどんどん良くなっていったし、直輝らしいプレーが出せていたと思います。

前田 貢史くんもボールを取られすぎでしたよね(笑)。

金井 そんなことないでしょ! 前よりはかなり減ったと思います。

前田 それは置いておいて、貢史くんはいい意味で嫌らしい選手ですよね。とにかく相手の嫌なところにポジションを取りますし、昨日の先制点は貢史くんのいいところが出ていたシーンでした。中盤に入ってビルドアップに参加したりもしますし、いつも通りの嫌らしいパフォーマンスだったと思います。

金井 相手の嫌がることしか考えていないから(笑)。自分でも、相手に僕みたいな選手がいたら嫌だと思います。そこは最大の特長かもしれません。

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