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【チアグランパスインタビュー】「選手を後押しできるように心を込めてパフォーマンスしている」(NANAKA)

512月
2020年に結成し、力強くも華やかなパフォーマンスで会場を盛り上げ、チームを後押しし続けるチアグランパス。5年目を迎えた彼女たちはどんな想いで活動しているのか。今回は3年目を迎えたNANAKAにインタビューを実施。中間の世代として考えていることやパフォーマンスで意識していることなどを語ってくれました。


インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集

なぜチアグランパスに入りたいと思ったのでしょうか?

NANAKA もともと人前で踊るのが好きで、ダンスでお仕事をしたいという夢を持っていました。それでYouTubeを観ているときにチアグランパスの情報が流れてきて、グランパスにチアチームがあることを知ったんです。そこから興味が出てきて、「ここで踊りたい」と思ってオーディションを受けました。


チアグランパスに加入する前はチアの活動をしていたのでしょうか?

NANAKA チアはやっていなくて、幼稚園のときにバトンを始めて、小学生ではヒップホップやジャズ、バレエなどをしていました。チアグランパスに入ってから初めてチアに挑戦しました。


加入当初は既存メンバーに入っていく難しさみたいなものはありましたか?

NANAKA 結成して3年目の年に加入したので、チームとしての土台が出来上がっている状態で、とにかく必死についていくという感じでした。私はチアが初めてで、例えばポンポンを使って文字を作るポン文字も初めてだったし、トータッチ(ジャンプして空中で開脚し、両足のつま先を両手で触る技)とかもやったことがなくて、今までのダンスとは違う難しさもあったので、とにかく必死でしたね。


スキルなどに差がある状態で新チームがスタートすることになりますが、開幕前に合宿みたいなものはあるのでしょうか?

NANAKA 合宿はないんですけど、開幕前は週に4回ぐらい練習があるので、そこで振り入れをします。シーズンが始まってからはチームとしての練習は週1回くらいです。


チアグランパスとして初めてパフォーマンスをしたときはいかがでしたか?

NANAKA 一番最初は開幕戦でのウェルカムパフォーマンスでした。新チームのお披露目にもなるので、「どんな子が入ってきたんだろう?」という感じでルーキーに注目している方もいると思うんですけど、2022年はルーキーが私とAIRI(2022年在籍)の2人だけだったので、それもあって結構緊張していました。ルーキーが多ければそれだけ注目度が分散されるじゃないですか(笑)。でも、皆さんがすごく温かく迎えてくださったのでうれしかったです。あとはやっぱりピッチで踊ったときはすごく感動しました。「こんなに人がいるんだ」みたいな感じで(笑)。

立ち上げメンバーであるSHIHORIさんは、「3年目の2022年くらいからチアグランパスを観に来てくれる方が増えた実感がある」と話していました。観客の多さなどはどう感じましたか?

NANAKA 自分が加入する前のことは分からないので、素直に「すごく多いな」という感覚でした。でも、私が加入した2022年から今年にかけても、ありがたいことに年々増えていると感じます。

大観衆の前でのパフォーマンスには慣れましたか?

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