長谷川健太監督
ー台風の影響で試合が中止になりましたが、時間ができた、連戦が一つ減ったという意味ではプラスでしょうか?
でも、連戦は一緒ですからね。「リーグ、ルヴァン、ルヴァン」の予定だったのが、「ルヴァン、ルヴァン、5日空いてリーグ、リーグ、リーグ」という形になったので、なんとも言えないと思います。
ーサンフレッチェ広島戦に向けて考える時間が少し増えたというところはあると思います。前回対戦も踏まえて、対広島という部分をどのように考えていますか?
前回の試合後の印象は完敗でした。その後の広島の戦いを見ても、今一番強いというか、Jのなかでも力があって、充実しているチームだと思います。我々は全力を出して広島を倒しにいきたいと思っています。
ー前回対戦の試合後にはインテンシティの部分を課題に挙げていましたが、その後の試合で改善できたと思います。さらにギアを上げて、まずはインテンシティの部分からスタートということにはなりますか?
そうですね。そこは十分に選手たちの頭に入ったと思います。向こうもけがの功名かもしれませんが、加藤(陸次樹)と満田(誠)といったああいうメンバーに変わって、前線のアクションが非常に増えたということで、外国籍選手が入らないなかで日本人選手の運動量が増してきたと。そして前節は新外国籍選手(トルガイ アルスラン)がハットトリックしていますし、川辺(駿)も入ってきているので、戦力的に充実しているのではないかと思います。
ー相手の戦力が今まで以上に充実していて、想定する範囲が大きくなった部分もありますか?
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