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明治安田J1リーグ第27節 広島戦後 監督会見

178月
8月17日(土)、明治安田J1リーグ第27節が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムでサンフレッチェ広島と対戦し、1-2で敗戦。試合終了後、長谷川健太監督が会見に臨みました。

長谷川健太監督


今日は完敗です。切り替えの部分など、先手を取られたと思います。もっとベーシックなところで闘えないと、広島のようなチームに勝つことはできないと思います。今日はそこで負けていました。後半の入りも課題だと思っています。相手に対し、スタートからもっと圧力を掛けていかなければいけません。いき方が中途半端でしたし、縦に流れたボールに対する安易なファウルが、コーナーキック、失点につながりました。本当にもったいないなと思います。しっかり入らなければいけない立ち上がりで入れなかったこと、そして追加点を奪われてしまったことで、非常に難しい展開になったと思います。メンバーを代えて1点を返せたこと、ゴールという結果が生まれたことは、新しいメンバーが入り、いろいろなオプションや組み合わせを考えていく上でもチームにとって大きいと思います。戻ってきたキャスパー(ユンカー)が点を取ったことも明るい材料だと思います。もう一度、ベーシックな部分でしっかり闘えるようにしていかなければいけないと、今日の試合で改めて感じました。


ー前半から3バックの間を開けられる展開が目立ちました。ハーフタイムにどういった修正をしたのでしょうか?

広島はボランチが落ちて4枚で作ってきて、ミスマッチを突かれてしまったので、いき方についてハーフタイムに修正しました。攻撃に関しては、サイドをなかなかうまく使えませんでした。点を取ったときのような形をもっと早い時間から作れればなと。前半、椎橋(慧也)のクロスに山岸(祐也)が合わせるシーンがありましたけど、もっともっとそういうシーンを作れるようハーフタイムに指示をしました。ただ、その矢先に失点してしまい、出鼻をくじかれてしまったと思います。


ー前後半の立ち上がりに圧力を掛けられない試合が続いているかと思います。監督としてどのように感じていますか?

前半30分以降の失点が多い時期があり、そこで取られなくなってきたと思ったら、後半の頭で取られてしまうと。選手たちにも話しましたが、試合の入りや終盤など、試合が動くところでふわっとしてしまっていると思います。もう一度引き締めて入らせないといけないなと思っています。