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明治安田J1リーグ第25節 京都戦後 監督会見

78月
8月7日(水)、明治安田J1リーグ第25節が行われました。名古屋グランパスはサンガスタジアム by KYOCERAで京都サンガF.C.と対戦し、2-3で敗戦。試合終了後、長谷川健太監督が会見に臨みました。

長谷川健太監督


非常に厳しい試合になりました。攻撃に関しては、勝ち切る力をつけていかないといけないと思います。2-0というスコアも非常に難しい展開になってしまったのかもしれませんが、1点取られて浮き足立ってしまいました。そういう中でシステムを4-4-1に変えましたが、セットプレーからやられてしまったので、あそこはやらせなくてもいい場面でした。1人少ないという部分ではもちろん難しい対応だったと思いますが、3点目はニアサイドでやられているので。見ていて気持ち的にふわふわしてしまった部分で相手に持っていかれてしまったところもあると思いますので、ああいう場面でもっと強さを引き出していかなければいけないと思います。


ー後半が始まってすぐに退場者が出てしまいました。難しいところだったのかと思いますが、退場者が出た時点でのゲームマネジメントはどのように考えていたのでしょうか。

経験のある選手を入れて少し落ち着かそうと思いましたが、なかなか途中から入って、チーム全体を落ち着かすまでには至りませんでした。そういう意味では難しい展開だったと思います。ただ、2点目はなんとか防げるようなシーンではあったのかなとは思います。ああいうところをしっかりと防げればもっとタフなチームになってくると思いますが、そのあたりは本当に今の課題だと思っています。


ー先ほどのお話しにも少しありましたが、クロスやセットプレーからの3失点は監督としてどう振り返っていますでしょうか。

退場者を出したなかで切り替えの部分や、2-0で勝っているときのゲームマネージメントにまだまだ課題があると思っています。セットプレーも「0」で抑えられれば一番いいのですが、2点やらせる必要は全くなかったと思います。


ー前半の試合運びは理想的だったかと思います。中山克広選手のところで突破していくという攻撃の作り方はいかがでしたか?

後半の内田のシーンがレッドカードであれば、相手にもイエローカードが出てもおかしくないシーンも多々ありました。レフェリーの方にもそのあたりを考えて(カードを)出してもらいたかったです。そうなってはいけないですが、それで流れがガラッと変わってしまったので、良かった部分はしっかりと継続しながら 課題をしっかりと修正して次に向けて準備したいと思います。


ー退場者を出しながらも攻める姿勢を示しましたが、失点してしまいました。

1点目、最後は河面(旺成)がついていましたが、(ラファエル)エリアスが前に強いというのは前節の(ジュビロ)磐田戦を見て何となく分かっていた部分ではあると思いますので。河面のせいというわけではないですが、ああいうところの対応というのはもっともっとタフにならなければいけないと思います。


ースコアが2-2になったところで山中亮輔選手とキャスパー ユンカー選手を入れ、結果的にはそこからまたスコアが動くという結果になってしまいました。この2人を入れた狙いは?

狙いはまさにゴールでした。同点ではなく勝点3を取りに来ているので。アウェイとはいえ、なんとか勝ち越したいという思いでした。山中(亮輔)はセットプレーのキッカーとしては非常に優れていますし、キャスパー(ユンカー)も一発のある選手ですので、フレッシュな選手を入れて、なんとか勝ち越したいということで2人を投入しました。