本日8月9日(木)、チームはトヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施しました。練習終了後、和泉竜司選手、ランゲラック選手、丸山祐市選手が取材に応じ、8月11日(土)に行われる明治安田生命J1リーグ第21節の鹿島アントラーズ戦に向けた意気込みなどを語りました。
和泉竜司選手
―今節は鹿島をホームに迎えます。
アウェイ戦で負けているので、その時の借りを返したいと思っています。チームとしていい状態で来ていると思うので、この流れを継続させていきたいですし、多くの方が来場する中で結果だけでなく内容でも圧倒できるようにしたいです。注意すべき部分はありますけど、それよりも自分たちがやることを明確にして続けることが大事だと思います。
―フィニッシュを生み出すパスでいい感触を得ているように思います。調子の良さは感じていますか?
ここ2試合は得点に関わるパスを出せていて、(いろいろなものが)見えるようになってきたと思います。少しずつ良くなっている感覚はありますよ。でも、もっとゴールに直結するようなドリブルやシュートを増やせるとも感じています。結果に貪欲にこだわっていきたいですね。
―これまでにボランチでプレーしてきた時との違いはどこにあると感じていますか?
監督からも「どんどん前に行っていい」と言われているので、攻撃的なプレーを意識してやっています。相手の間や前への意識を強く持ってプレーできていることで、以前よりもゴール前でのプレーが増えているように思いますね。後ろには落ち着いてボールを回せる選手がいるため、自分が降りていく必要がなく、崩しの部分など前でボールに関われているのだと思います。なるべく前でプレーできるようにと意識しています。
―前田直輝選手へのパスがうまく通っているのは偶然でないように思います。
直輝は来て間もないですけどうまくやってくれていて、すごくパスを出しやすいです。直輝も僕がボールを持った時に動いてくれているので、そこを見逃さないように意識しています。
―一方で、ボールロストのリスクは減らしていきたいところです。
この前の試合では「剥がせればチャンス」だと感じていて、(小林)裕紀さんにも「取られるかもしれないけどいきます」と言っていました。点差もありましたし、リスクを負ってでも剥がしにいこうと思っていたんです。ただ、フリーの状態で失ってしまうこともあったので、そこは個人としてやっていくべきところです。鹿島はカウンターが速く、前には一人で仕掛けられる選手もいるので、そこは強く意識していきたいです。
―鹿島に勝って3連勝となれば、多くのものが得られるような気がします。
伝統のあるチームに勝つことで勢いもつくと思います。上位につけるチームですしね。一戦一戦、チームとして一つになってやれているので、今後も続けていきたいところです。ブレずにやることができれば崩れることはないと思うので、全員で勝つためにやっていきたいと思います。
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