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明治安田生命J1リーグ第21節 鹿島戦 前々日監督会見

98月

本日8月9日(木)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、明治安田生命J1リーグ第21節の鹿島アントラーズ戦に向けて、風間八宏監督が記者会見を行いました。


※動画のみ有料となります。


風間八宏監督


―G大阪戦では3得点を挙げました。

(相手ゴール前でのプレーが)ものすごく多くなっています。不運なPKで少しリズムが崩れてしまったけど、そこから持ち直すことができました。点は取れていなかったですが、(ゴール前に)確実にいけていたし、今は数も人も違うから、点を取れるとは思っていました。ハーフタイムには「1点を取ればいける」という話もしましたしね。欲を言えば、あと1、2点は取れたかなと思います。そこは次に期待したいところです。


―ジョー選手の得点はチームにとってポジティブな要素だと感じます。

ジョーのコンディションが良くなり、判断も含めてスピードがついてきました。また、周りの選手がジョーをうまく使えるようになったというのもあります。これまでに比べて、少しずつ上がってきたところだと思いますね。ただ、もっとチャンスは作れるし、ゴールも決められると思います。あとは質の問題だと思うので、そこを高めていかないといけません。


―他の選手の得点も増えていきそうですか?

そうですね。相手を外して点から点へ、というグランパスらしいものを、何人かの選手には見えてきました。すごく成長しているところだと思います。


―最近は和泉竜司選手の仕掛けのパスが目立ちます。彼の中でどのような変化があったのでしょうか?

毎日練習をやっていればパッと見えるようになります。ただ、無駄なボールロストもあります。一つのものはよく見えると思いますけど、いくつかの選択肢がある状態で何を的確に選ぶことができるかが重要です。それができるようになれば、グッとレベルが上がると思います。


―ボランチでの起用はそういった期待もあったのでしょうか?

いろいろですね。チームの中で一人だけを見ているわけではないから。うちのサッカーは攻撃をする時にどこにいてもいいので、的確にいろいろなポジションを取り続けることができればいいと思います。そういう意味では、どんどん成長していると思います。


―新加入選手の順応についてはいかがですか?

順応していて、中心になってくれている選手も多いです。自覚とキャリアをチームに還元してくれていると思いますね。相乗効果もあって他の選手も良くなってきているので、続けていってほしいと思います。


―今節の鹿島戦では4万人の来場が見込まれています。

来てほしいですね。その中でグランパスらしい面白いプレーを見せて、喜び合いたいなと思っています。楽しみです。


―観戦経験の少ないサポーターも来場するかと思います。どのようなサッカーを見せていきたいですか?

それはずっと同じです。専門家が見て面白いサッカーというのはないので。誰が見ても面白いものは面白いし、点がたくさん入れば面白いと思います。ゴール前のシーンをたくさん作れれば面白いと思うので。我々のスタイルをいつもどおりにやれればと思います。


―G大阪戦はジョー選手が1点を返した際にスタジアムの雰囲気が変わったように感じました。

そうですね。グランパスのサポーターはすごく圧力があって、我々にとっては大きなアドバンテージになっています。ここでしかできないことなので、満員になればすごく大きな後押しになると思います。「みんなでこのクラブを強くしたい」という想いが重なってきているのだと感じます。みんなで作らなければできないグラウンドなので、(たくさんの来場を)期待しています。


―鹿島はしたたかなチームです。どのような駆け引きがあると思いますか?

それは意識することではなくて、自分たちがどこまでやれるかがすべてです。前の試合では二つのミスで負けてしまったけど、それを引きずる必要はないし、考える必要もない。点を取るためにどうするかを考えるのが我々なんでね。自分たちがどこまでできるかですべてが決まってきますから。


―今年の豊田スタジアムのピッチはいかがですか?

我々の要望に応えてくれているので、すごく安心してやれています。豊田、瑞穂ともに芝生の長さも合わせてくれているので、安心してグラウンドに行けます。管理されている方々の素晴らしい努力だと思います。

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