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明治安田生命J1リーグ第17節 広島戦 前々日監督会見

207月

本日7月20日(金)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、明治安田生命J1リーグ第17節のサンフレッチェ広島戦に向けて、風間八宏監督が記者会見を行いました。


※動画のみ有料となります。


風間八宏監督


―本日はどのような確認を行いましたか?

いろいろなところを含めてですね。トレーニングも大事ですけど、どちらかと言えば意識の部分というか。


―浦和戦は惜しくも負けてしまいましたが、ポジティブな要素もありました。今日の練習ではそういった部分を伸ばしていく指導をしたのでしょうか?

もちろんそうです。どんどんうまくなっていかなければいけませんから。どう勝つかと言えば最後のところ。両ゴール前で迫力を出さなくてはいけません。人の力が重要になってくるので、強調していく部分ではありますけど、それにはある程度のベースがないといけません。選手の頭の中はつながっていると思います。


―浦和戦を受けて、違った試みをしている選手はいますか?

それはそれぞれですね。失敗した選手はそれを分かっているので。それに競争もあるので、短い3日間の中で向かっていく選手は多いです。


―セットプレーからの3失点を受けて、何かアプローチをしましたか?

もちろんです。でも、形ではなく、人の対決なのでね。そこのところの意識を高く持たさなくてはいけません。チームが負けているのではなく、何かが負けているので、もっと意識させる必要があります。


―今節から新加入選手が出場可能となります。仕切り直しという意味合いもあるのでしょうか?

ずっと続いていることなので、仕切り直しというのはないですよ。常に前に進むことをやってきているだけですし、一喜一憂する必要はないです。ただ、新しい選手が入ってきて組み合わさっていく、いろいろなところで彼らの特長が出てくる。これはシーズンを通してやっていかなければいけないことでもあります。チームとして新しい力をどう出していけるか。これが一つの課題になってくると思うので、そこはしっかりとやっていく。合宿でずっと出ていた選手も出ていなかった選手もいるので、試合をやりながらという形にはなると思いますけどね。


―新加入選手が試合に出場することにより、これまでとどのような違いが生まれますか?

そのまま、特長ですね。来た選手たちは戦いを知っていて、キャリアのある選手たち。彼らを中心にどうチームが動いていくかです。全員が中心ではあるんだけど、いろいろなものを加えてくれるのではないかと期待しています。


―新たに加わった前田直輝選手の長所は?

長所はたくさんあると思います。一人でボールを持てるし、スピードもある。それに、ゴールに直結して動ける選手だと思うんでね。うちに足りない部分でもあるので期待しています。


―監督自ら前田選手にアドバイスをしている場面がありました。

彼だけでないですけど、シュートに対して勇気を持ってたくさんの選手がフリーになる必要があります。その中の一人としていい動きをしてくれればといいですね。


―広島戦では多くのチャンスを作りたいところです。

そうですね。もっともっとチャンスを作りたいです。ボールを保持して押し込んでいる時間、意識をしている時間があれだけ長いのであれば、もっと決定機を作らなければいけない。ただシュートを打つのではなく、最善を尽くさなくてはいけません。


―フィニッシュが生まれてこないことに関してはどのように考えていますか?

簡単に言うとフィニッシュが生まれてこないのではなくて、確実に仕留めてもらえればもっと生まれるに決まっています。90分間の流れなので。見えているものはものすごく増えている。ただ、試合の流れを引き寄せているにも関わらず、シュートを外してしまう、ミスを犯してしまうことでゲームが難しくなっています。そういう意味では一つひとつがすごく大事になってくるんです。それによってはシュートやチャンスの数も今の倍以上になると思いますよ。また、0−0の状態でどう勝つかというのも同じことです。PA内の攻略はまだまだ足りないところもあります。選手が入れ替わったり、新陳代謝の中で刺激を受けてトライしてくれればいいと思います。


―中断期間明けのホーム戦ということで、期待も大きいと思います。

それはありがたいことだし、期待してもらわないとね。 我々も期待していますよ。もちろん、選手が来ただけですべてが変わるかどうかは分からないけど、全員が勝利への意欲を持っていると思うので、そこのところをしっかりと出したいと思います。

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