仙頭啓矢選手

ー悔しい結果となりました。試合の振り返りをお願いします。

完敗でした。（横浜F・）マリノスのほうが立ち位置やスピード、強度、クオリティーにおいてすべてが上だったと思います。

ー立ち位置も含め、ボールを奪いにいってもいなされてしまう場面が多かったように思います。

前からいっている分、相手は僕たちを引き出していたと思いますし、そこでの楔のパスに対して後ろが出てこないとなかなか厳しくなってしまいます。あそこでキープされて時間を作られ、前の守備が無効化されてしまったかなと。ああいう相手に対しては、言い方は悪いかもしれないですが、ファウルでもいいから強くいって潰しきることが必要だったかなと思います。

ーもっと押し上げて強く当たりにいくことが必要だったと。

そうですね。後ろには3枚いるし、逆に言えばマリノスはあそこしかなかったと思うので。そこで潰しきれれば相手にとってやりづらさもあったと思います。あそこでキープされてしまうとキツくなってしまいますね。

ー攻め手をなかなか作れない試合ではありましたが、その中で仙頭選手が出口を作り、いい位置で受ける場面もありました。

自分の感覚的にもそういうシーンは作れたかなと思っています。ただ、そこから決定的なシーンにつなげられなかったので、そこは課題です。

ーそこから先につなげるためになにが足りなかったと感じていますか？

マリノスと比べてサポートが少なかったと思います。どんどん湧き出てくるような、ボランチの選手がしっかりとセカンドスプリントをして上がってきて、後ろも押し上げる状況を作ることで攻撃の厚みを作れるので、そういったことが必要だと思います。

ー試合の序盤には右サイドからクロスが何本か上がっていて、入りは悪くなかったかなと思います。

そうですね。あまり悪い感覚はありませんでした。攻撃のところでチャンスを作れてはいたので、失点がもったいなかったところではありますけど、めちゃくちゃやられているという印象ではなかったです。ただ、相手のゴール前でのクオリティーがすごかったですね。

ー今シーズンも残りは3試合です。

応援してくださっている方々のためにも、残り3試合で勝点を重ねることが大事なので、意地を見せてやっていきたいと思います。

内田宅哉選手

ー今日の試合を振り返ってください。

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