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JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝 第1戦 浦和戦後 選手コメント①

48月
8月3日(水)、JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝の第1戦が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムで浦和レッズと対戦し、1-1で引き分け。試合終了後、重廣卓也選手、稲垣祥選手が試合を振り返りました。

重廣卓也選手


ーめちゃくちゃ走りましたね。

僕の中ではバテていたので、正直まだまだコンディションが上がっていないなと感じました。


ー前半は少し落ち着ききれていなかった?

前日の紅白戦でうまくハマっていただけに、いいイメージで入れたはずなんですけど、予想以上に相手がうまかったというのと、自分たちがハメきれなかったなと。前日に守備の確認をした時の感覚と違ったので、僕の中で整理するのに少し時間が掛かって、「どうしたらいいんだろう」という迷いがありました。守備面でいききれなかったり、間を使われたシーンが多かったので、攻撃でもなかなかリズムを作れなかった印象があります。


ー前線は3枚でプレスを掛けるけど、その裏を取られる形が多かったと思います。

「アグレッシブにいく」というのがうちのスタイルなので、続けてはいたんですけど。失点してしまいましたが、なんとか粘りたかったし、前半から改善しないといけないと思います。僕個人としては久々の試合だったので、なかなか乗りきれなかった部分もありました。僕自身の前半のできは、ひどかったと思います。


ー後半はチームも落ち着き、重廣選手自身はアシストを記録しました。

ホームで負けるわけにはいかないので、よりアグレッシブに前からいかないといけないというのは明確でした。うまく割りきっていけた部分がいろいろありました。(永木)亮太くんと伊藤(敦樹)選手のところをケアするからどんどんいってほしいとか、岩波(拓也)選手のところにどんどんいってほしい、ということをハーフタイムで確認できました。そういうところもあって、よりアグレッシブにいけたと思います。僕自身は後半になってやっと温まってきたというか、より乗れました。最後はバテましたけど、アシストという結果にもつながったということは評価したいです。ただ、まだまだコンディションや試合勘が上がりきっていないので、今日の試合をしっかりと分析して、次につなげていけたらと思います。


ーいい連係だったと思いますが、振り返ってみていかがですか?

いいところももちろんありました。得点に関しては(仙頭)啓矢くんとうまくワンツーできましたし、ああいった距離感で(常に)いきたいと思うんですが、まだまだ自分がほしいタイミングでボールが来なかったり、逆に自分の判断ミスで(前を)向けたけど向ききれなかったりとか、細かい小さなミスがありました。(ボールを)失ってはいなかったんですけど、小さな勝負どころでのプレーを上げていかないといけない。ただ、チームメイトに「自分はこんなプレーができるんだ」というのを少し見せられたと思います。これからが大事かなとは思います。


ー「こんなプレー」というのは、高い位置を取って間で受けたり、少しトリッキーな落としをしたりとか?

(残り: 2003文字 / 全文: 3256文字)

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