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JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフステージ第1戦 京都戦後 監督会見

46月
6月4日(土)、JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフステージの第1戦が行われました。名古屋グランパスはCSアセット港サッカー場で京都サンガF.C.と対戦し、6-1で勝利。試合終了後、長谷川健太監督がオンラインでの会見に臨みました。

長谷川健太監督


まずホームで先勝できたということで、大きな勝利だったと思います。アウェイゴールを1点取られましたが、その後もう一度スイッチを入れ、追加点を取れたことが大きかったと思います。ただ、180分のうちの90分が終わっただけだと思っていますので、残り90分間をしっかり闘い、次のラウンドへ進めるようしっかりやりたいと思います。


ー大差がついた結果以上に、点の取り方がすばらしかったと思います。カウンターやセットプレー、今日の得点の形について、どのような印象をお持ちでしょうか?

ずっとやり続けてきた形で点を取れたことは非常に大きかったと思います。1点目はマテウス(カストロ)のターンから始まりましたが、あのような形でシュートまでいくことは、チームとして得点力を上げる上での課題だったと思います。そういう部分が出た得点で良かったと思います。セットプレーも最近のゲームではしっかりと狙いを持ちながらやっていますので、キッカーと中に入る選手のタイミングも合ってきていますし、いいキッカーもいますので、チームの武器としてさらに磨きをかけていきたいと思います。


ー守備も良く、相手にある程度自由にプレーさせながらも抑えるべきところは抑えていた印象があります。守備に対しての評価もお聞かせください。

失点シーンは簡単にクロスを上げられて中でやられています。もちろん非常によくやってくれたと思いますが、しっかりクリーンシート(無失点)で終えられることも必要だと感じています。


ー攻撃では、サポートが集まるところとサイドを変えて展開をしていくところ、そのバランスも非常に良かった印象です。監督はどのように感じられたのでしょうか?

戦いを続けていく中で、選手たちが日頃からやっていること、展開の形も少しずつ良くなってきていると思います。ただ、まだまだミスも多いですし、もっとクオリティーを上げて闘っていかなければいけないと思っています。


ー1点目は監督の言う“ファストブレイク”という形が出ていたかと思います。チームに戦術が浸透している実感はあるのでしょうか?

やはり苦しい5月を乗り越え、自分たちの力でこのプレーオフステージへ来られたことはチームにとって大きな自信になったと思います。それがリーグ戦の結果にもつながっていると思います。少し休みを入れる選手は入れて、チームとしてもリフレッシュして、残り90分間をしっかり闘っていかなければいけないと思っています。


ー2ゴールを決めた稲垣祥選手の評価をお聞かせください。

「守備だけでなく、攻撃にも絡んでいこう」という話をしていました。点の取れる選手なので、それが現状のチームの得点力アップになると。祥はバランスを取りながらポイントでしっかりと攻撃参加してくれたと思います。結果を出してくれたことはチームにとっても大きいです。


ー今シーズン、ここまで苦しい試合が多くあった中で、今日の得点ラッシュは次以降の試合につながっていくとお考えでしょうか?

チームにとって大きな自信になる試合ができたと思っています。来週、次の90分がとても大事になると思っています。