友との別れに涙したり、新たな生活に胸を躍らせる−−。そんな学生たちの卒業シーズンが到来しました。『INSIDE GRAMPUS』では、卒業式を迎えたばかりの3選手にインタビューを実施。第2回は東海学園高等学校を卒業した吉田温紀選手に、“青春の1ページ”について語ってもらいました。
2月28日に東海学園高等学校をご卒業されました。おめでとうございます。
吉田 ありがとうございます。ただ、U-19日本代表候補トレーニングキャンプと日程が重なってしまい、卒業式には出席できませんでした。友だちとビデオ通話をつなごうと話していたんですが、ちょうど練習時間とかぶってしまい、残念ながら卒業式の雰囲気を味わうことはできませんでしたね。でも、参加できなかったヒデ(甲田英將)と僕のために別日に卒業証書授与式を行っていただけることになりました。学校に感謝したいです。
高校生活を終えた今の心境はいかがですか?
吉田 まだそんなに大きな心境の変化はありませんが、学校に行くことがなくなり、時間的な余裕が出てきたので、それをいかに有効に使っていくかを今は考えています。
そもそも東海学園高等学校に進学した理由は?
吉田 グランパスU-15からU-18に昇格する際、アカデミーやサッカー活動に協力してしていただいている学校だと聞いたので進学を決めました。知っているアカデミーの先輩が多かったのも決め手となりましたね。
三重県鈴鹿市のご自宅から通学していたのですか?
吉田 いや、中学校は地元だったので自宅から通っていましたが、高校からは寮生活をしていました。仲のいいチームメイトも一緒だったので、実家を離れる不安は特になかったですね。入学後も高校のサッカー部のクラスメイトがいたので、徐々に仲良くなって新しい友だちが増えていった感じです。
3年間を振り返ってみて、どんな高校生活でしたか?
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