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JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第2節 広島戦後 監督会見

23月
3月2日(水)、JリーグYBCルヴァンカップ グループステージの第2節が行われました。名古屋グランパスはエディオンスタジアム広島でサンフレッチェ広島と対戦し、0-2で敗戦。試合終了後、長谷川健太監督がオンラインでの会見に臨みました。

長谷川健太監督


今日はなかなか自分たちのやりたいことをやれなかったという部分と、最後は焦ってしまって最後までやりきるということができませんでした。今日は完敗です。

 

ーなかなか自分たちの時間帯が作れず、慌ただしい試合になったように思います。その点についてどのように修正しようとお考えでしょうか?

その中でやれたところとやれなかったところがあったと思います。やれたところをしっかりと次に生かし、やれなかったところは修正していくしかないと思っています。

 

ー押し返すために選手たちにどのような指示をされたのでしょうか?

前半は足元(へのボール)が多かったため、もう少しシンプルに(相手の)背後を狙おうと酒井(宣福)を入れました。前線での起点に何度かなったと思いますが、サイドでもう少し複数人が絡まなければ崩せないと思います。今日はシンプルにマテウス(カストロ)、甲田(英將)、相馬(勇紀)が1対1となる場面があまりにも多すぎました。もう少しコンビネーションで崩すシーンを増やさなければ難しいと思っています。

 

ー今日は一瞬の隙をつかれた失点もあったと思いますが、その点についてはどうお考えでしょうか?

1失点目は自分たちがボールを奪ってからパスミスで奪い返されて失点してしまいました。時間帯的にもあまりよろしくない時間帯に失点をしてしまいました。ああいう時間帯でしっかりと対応できるかどうかだと思っています。2失点目は、1点を取らなければいけない状況で少し慌ててしまった部分があったと思います。もう少しどっしりと構え、「1点くらいは」という気持ちで闘えるようにしていきたいと思います。

 

ー後半途中から宮原和也選手、レオ シルバ選手を投入し押し返しました。時間帯によって相手が下がってきたためなのか、それとも選手の組み合わせによるものだったのでしょうか?

フレッシュな選手を入れて押し返したという部分はあると思いますし、押し込んだ状況は何度か作れていたと思いますが、ああいう状況をもっと数多く作り出せるようにならなければいけないと思います。そういう意味ではまだまだ単発ですし、もっと押し込んでチャンスを作るシーンが作れるようやっていくしかないと思っています。(そのために)一戦一戦を大事に闘いたいと思います。

 

ー次につながると感じた部分はどのあたりにあったのでしょうか?

慌てずにボールをしっかりと動かすということにチャレンジし、奪われるシーンもありましたが、今日のメンバーの中でしっかりと押し返しチャンスを作ったという部分はあったのではないかと。前半はグランパスのほうがシュートを打っていたと思いますので、そういう意味では前半終了間際の失点はもったいなかったと思います。後半も、もう一歩崩しきるというところまではいっていませんので、チャンスの数というものをもっと増やしていけるよう、また選手たちと話し合いをしながらトレーニングをしていきたいと思います。

 

ー後半開始から仙頭啓矢選手に代え、酒井選手を起用した意図をお聞かせください。

意図は、次の試合もありコンディションという部分も考え、連れてきた選手をなるべく起用していい状態で次の試合に臨ませたいという部分と、「今日のゲームでなんとか勝点を」という考えがありました。その二つの理由で代えました。