今夏加わった新たな力の一人。
合流から3日後にデビューを果たし、ゴールも決めた。
攻守で躍動し、早くもファミリーの心をつかんだキム ミンテが
自身初めてのアジアの舞台に挑む。
母国のチームとの対戦、ACLに懸ける想い、
ビルドアップに対する考えなどを語ってくれた。
インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部
今回はACL(AFCチャンピオンズリーグ)ラウンド16の大邱FC戦に向けてお話をうかがいます。ミンテ選手は加入後の会見でもACLのことを口にしていました。
キム ミンテ Jリーグでプレーしている選手全員がACLに出たいという気持ちを持っていると思います。また、韓国のチームとの対戦ですし、準々決勝と準決勝は韓国で開催される予定なのでモチベーションが高いです。
母国のチームと対戦することについては?
キム ミンテ 韓国代表を目指しているので、そのためになんとか韓国に自分の名前を知らしめたいという想いがあります。韓国のチームとの対戦で活躍して勝てば、韓国国内での評価は上がると思いますし、代表だったり、いろいろなことが見えてくるのではないかと思っています。
韓国においてACLはどういった位置付けの大会ですか?
キム ミンテ 重要視していると感じます。なにせ“チャンピオンズリーグ”ですからね。メンバーを入れ替えたりせず、ベストメンバーで臨んでいるイメージがあります。
Kリーグの試合は観ていますか?
キム ミンテ フルで観ることはあまりなくて、ハイライトで観ることがほとんどです。(北海道コンサドーレ)札幌で一緒にプレーしていたク ソンユン選手(現金泉尚武FC)が大邱にいた時(2020シーズンに所属)は少し観ていました。
大邱についてうかがいます。少し前まではあまり名前を聞かなかった印象がありますが、最近力をつけてきたチームなのでしょうか?
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