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明治安田生命J1リーグ第24節 湘南戦後 監督会見

158月
8月15日(日)、明治安田生命J1リーグ第24節が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムで湘南ベルマーレと対戦し、1-0で勝利。試合終了後、マッシモ フィッカデンティ監督がオンラインでの会見に臨みました。

マッシモ フィッカデンティ監督


まず試合の始まり方というところで、お互いに用意した戦い方、戦術的な部分での噛み合わせというものもあったと思いますが、見た目としてあまり見応えのある部分が少ない入り方となりました。おそらく「相手がこうくるのではないか」ということを過度に警戒してしまい、どちらからもあまり積極的に前へと出るシーンができないゲームとなってしまいました。攻撃のシーンはお互いにありそうだけど、人数が少なく単発で終わってしまうという流れになってしまいました。我々としては前半からガンガンいくというのは、この日程でゲームを続けているので厳しく、90分持つような展開ではありません。湘南ベルマーレはチーム力が優れている印象もあり、前半はブレーキをかけたいという狙い(があると感じ)、我々としてはそれでもいいかなと考えていました。後半は我慢していた部分を解放し、ガンガンいこうと。一方通行のゲームにして、ゴールは結果として1点しか決められませんでしたが2点、3点と入ってもおかしくないゲーム展開にすることができました。この日程の中で、湘南を相手にやるべきゲームができたのではないでしょうか。

 

―後半早々に選手交代を行いました。ハーフタイム明けではなく、あのタイミングに選手交代した意図をお聞かせください。

前半に多くのチャンスを作れていたわけではありませんし、先ほども言いましたが、後半に一気に出力を上げて我々の流れに持っていきました。前半はほぼ意図的にそういうゲーム内容に持っていき、全員が試合の流れに入りコントロールしていたという印象があります。それを変えることなく、後半も違った展開になるのですが、もう一度我々の流れを作ろうと考え、信頼した選手をそのまま(ピッチへと)送りました。あとは流れ、この日程の中での疲れというものもありますし、もう10分、15分プレーを続けながらしっかりとやってくれたと思います。

 

交代で入った選手も役割を理解していましたし、イエローカードが出た面もあり、疲れ具合も見て、形を維持しながらプレーできるように、「似た役割をそのままやってくれ」と伝えて入った選手もいましたし、しっかりと理解してプレーしてくれたと思います。

 

―ガブリエル シャビエル選手がウォームアップ中に負傷したことで、急きょ阿部浩之選手がスタメンに入り、相馬勇紀選手がベンチ入りしました。その経緯をお聞かせください。

どういったゲームをしようというプランがあった中で、筋肉系の故障がウォームアップ終盤でシャビエルにありました。内容は違いますが、同じウォーミングアップをサブのメンバーも行なっていましたし、なるべく同じようなプランでゲームをスタートできるよう、阿部に入ってもらいました。もう一人、ベンチ外の選手を(メンバーに)加えることに相馬を選んだということで特別な理由を聞かれても、説明する部分ではないかと思います。