5/12(土)、明治安田生命J1リーグ第14節が行われました。名古屋グランパスはトランスコスモススタジアム長崎でV・ファーレン長崎と対戦し、0-3で敗戦。試合終了後、グランパスを率いる風間八宏監督が監督会見に臨みました。
風間八宏監督
二つです。一つは、集中力の欠如。前半と後半の立ち上がり、自ら相手にゴールを与えてしまった。あとは、その後に立て直すだけの闘う気持ち。気持ちとはどういうことかと言えば、前に向かう姿勢ですね、テクニックを含め、もっともっと闘わなければいけなかった。その二つに尽きると思います。
—連戦を通し「90分の戦い方」ということを話されてきました。今日は結果的に開始直後の失点が試合を決めてしまいましたが、準備を含め問題があったのでしょうか?
それは最終的には分かりませんが、散々やっていること。トレーニングでも個人にも言っていることで、そこのところはプロフェッショナルとして各自にやってもらうしかないところです。
—チームとしての課題と、それをどう克服しようとお考えでしょうか?
一つはボールを持つ、例えばフリーの定義であったり、後ろからのビルドアップであったり。あまりに相手を怖がるがゆえに、まったく普段やっていないことばかりやっていたわけですから、これは戻さなければいけない。自分たちが望むのは前へと行くサッカー、それから自分が自信を持って相手を崩すサッカー。逃げるサッカーではないという、そこのところの意識はしっかり変えなければいけないと思います。