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明治安田生命J1リーグ第21節 鹿島戦後 ブルーノ コンカコーチ会見

125月
5月12日(水)、明治安田生命J1リーグ第21節が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムで鹿島アントラーズと対戦し、0-2で敗戦。試合終了後、マッシモ フィッカデンティ監督に代わって指揮を執ったブルーノ コンカコーチがオンラインでの会見に臨みました。

ブルーノ コンカコーチ


まず単純に悪いゲームをしてしまい、自分たちが良くなかったせいでいいゲームをできませんでした。どのボールに対しても相手のほうが先で、そこで負けていました。一つひとつのボールのところで勝てなければ、どんなサッカーを準備しても戦いになりません。今日は残念ながらそういう試合をしてしまいました。


―選手の動きに重さが見えるように感じました。試合展開からそうなったのか、あるいは疲労が溜まっていた部分もあったのでしょうか?

失点のところまでなにかやられていたかといえば、そういう印象が残ることもなく、試合開始直後に比べると少し落ち着いてきたのかなと。どうやってボールを動かせば形になるのか見えてきた中で、パスミスが多くなり、グラウンドの中でそれを表現できなかった。ただ、そういう勢いで来た相手に対し、最初の15分で我慢するところは我慢し、パスがつながらないところでは切り替えて走ることでしっかり対応できていました。試合展開を自分たちでしっかり変えようとしていたのですが、失点したことでまたプレーが消極的になってしまった部分はあったと思います。試合へのアプローチのところ。疲れがどうこうというより、どういった試合への入り方、今日の試合をどう位置付けるかということでズレていたのかと、選手たちの動きを見ていて感じたことはありました。


―今日は流れがつかめない展開でした。選手を入れ替えてもそれが続きましたが、選手交代の意図したことと、その結果についてはどう評価されているのでしょうか?

先ほども話しましたが、チームとして試合序盤にいい入りができなかった中でも、我慢して闘う姿勢を見せたり、違ったやり方をしていこうと。結果的にはずっとダラダラした展開になってしまったのですが、選手交代などいろいろと手を打った中、今日はチームとしてどこかのタイミングで違った姿を見せることができませんでした。そういう意味では、スタートから出たメンバー、途中から誰と誰が交代したから、という位置付けをする必要はなく、チーム全体としてこういう試合をしてしまった。こういう時にはチーム全体でどうすればいいのか、自分たちはどういうサッカーをやるべきなのか、なにができるのか、どこが強みなのかをしっかりと整理して、次の試合に向けた準備をする必要があります。交代でどうという以前の問題だったと考えています。