NGE

【The Scene】第13節横浜FM戦(ランゲラック)

65月

選手が自身のプレーを振り返り、瞬間的に思い描いていたイメージやその選択に至った理由を明かす『The Scene』。今回は5日(土・祝)の横浜FM戦でビッグセーブを見せたランゲラックにフォーカスし、プレーの真意に迫った。


―5日に行われた横浜FM戦を振り返っていかがですか?

前半はエンジンをかけるのが遅かったですね。初めから後半のような戦い方ができれば良かったです。後半は私たちのやりたい攻撃ができました。全体を通して見ると、どちらに転んでもおかしくない試合でした。我々はチームとしてしっかり闘うことができていましたね。結果的には引き分けに終わりましたけど、両チームが多くのチャンスを作っていたので、ファンが楽しめるゲームだったのではないでしょうか。


―オーストラリア代表でともに戦ったアンジェ ポステコグルー監督が指揮官を務めるチームとの対戦でした。彼の戦術を把握した上で、どのような意識で試合に入りましたか?

もちろん、どういうやり方でくるのかはある程度分かっていました。ただ、実戦ではいろいろなことが起きます。実際に起こるプレーに対応していかないといけません。昨日はとても難しいゲームでしたね。マリノスがワイドな3トップを使って攻めてくることは予想していました。ただ、そういったものはすべてに当てはまるわけではありません。自分の中で分析しながら対応していく必要がありましたね。GKの一つのプレーで戦術的に大きな変化を加えることは難しいので、状況を鑑みて、素早くプレーすることを心掛けました。

(残り: 4428文字 / 全文: 5072文字)

この続きをみるには

この記事の続きは会員限定です。
JリーグID登録と購読手続が
完了するとお読みいただけます。