NGE

2021沖縄キャンプ:最終日(練習試合「vsギラヴァンツ北九州」)試合結果、監督コメント

132月

沖縄キャンプ最終日の2月13日(土)、ギラヴァンツ北九州との練習試合が行われました。練習試合の結果とあわせて、試合後にオンライン取材に応じたマッシモ フィッカデンティ監督のコメントをお届けします。


[開始時間]

11:00(45分×3本)


[試合会場]

黄金森公園陸上競技場内グラウンド


[試合結果]

名古屋グランパス:4- 1:ギラヴァンツ北九州


[メンバー]

非公開


[得点者]

阿部浩之、柿谷曜一朗、マテウス、前田直輝 ※名古屋グランパスのみ



マッシモ フィッカデンティ監督


ー今日の試合では速攻の形が良く、キャンプをとおして見ても速い攻撃が機能していたと思います。攻撃面での手応えは?

特長を生かして、スピードに乗った攻撃をやっていこうと取り組んでいて、そういった部分でも修正を重ねて実際に形になりチャンスは作れていると思います。しかし、なぜその形でやっていくのかというと点を増やすためなので、得点することを意識しなければいけません。その点に関してはもうすぐ開幕するので、ただ手放しに形を作れた、チャンスを作れて良くなってきたと満足せずにやってもらいたいです。


ー新しく加わった前線の選手にも守備の意識が植え付けられている印象があります。

今まで慣れてきたサッカーやそれぞれのやり方があるので、いろいろな意見があるとは思います。ただ、グランパスが昨シーズンやっていた形、全員で守備をやるのは当たり前という線引きをした上で、そこをさらに強くしていきたかったら、意識がしっかり高まってきたというレベルの話をしているようではいけません。そのレベルであれば昨年よりも下ということになりますからね。狙ったゾーンで奪うにはどのような守備をするべきか、やって当たり前のことをどういったクオリティーでやっていくかという部分にもっと意識を向けるべきです。ただ、決してそれができていないというわけではありません。そういったレベルで選手に要求していきたいと思っています。


ー今日の試合後には選手を集めて会話するシーンもありました。

同じカテゴリーのクラブとトレーニングマッチをして結果が出れば、その結果というのは公式戦が始まった時のプレーの価値というものとして位置付けることができると思います。ただ、カテゴリーが違うと、対戦相手がどこであろうと違いという差はなければいけませんし、差があって当然だと思います。そういった中でただ何対何だったからどうこうではなく、スコアに見えない部分でこういった良さがあった、この部分に関しては物足りなさがあったというものをしっかりと言葉にして確認する作業を大事にしています。チームとしてやるべきことをできた上で相手を上回れているのかが重要で、力の差や個の差があるのでその部分に関しては上回って当たり前なのでそれに満足してはいけません。それは今日だけではなく、この合宿中のどの試合の中でもそうですし、今日の試合の中でもそういった部分を確認しました。