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【The Scene】第12節C大阪戦(新井一耀)

35月

選手が自身のプレーを振り返り、瞬間的に思い描いていたイメージやその選択に至った理由を明かす『The Scene』。今回は2日(水)のC大阪戦に先発出場した新井一耀の守備シーンにフォーカスし、冷静な対応の裏にある意図を探った。


—2日に行われたC大阪戦で約8カ月ぶりの試合出場を果たしました。戦列に復帰したことについて、どのような感想を持っていますか?

メディカルスタッフをはじめ、いろいろな方がサポートをしてくれたことで復帰することができました。まずはいろいろな人に感謝したいと思います。昨日の試合は「無失点に抑えて勝つ」という気持ちで臨みました。残念ながら勝つことはできなかったですけど、今の自分にできる精いっぱいのプレーはできたと思います。


—ご自身のプレーを振り返っていただけますか?

膝に対する怖さもなく、対人プレーでも恐怖感はなかったです。あとはゲーム体力や試合勘が重要になってくると思うので、試合や練習の時間を大切にやっていきたいと思います。


—リハビリ期間中は筋力トレーニングに励み、体重を増加したと聞きました。

「動ける」という感覚がありました。踏ん張ることもできていたと思います。相手との競り合いでブレない感覚もあって、以前よりもいいイメージがあります。体重をもう少し増やしていければ、自分が理想としている動きができるのかなと感じましたね。

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