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2021沖縄キャンプ:5日目(練習試合「vs大宮アルディージャ」)監督コメント

32月
2月3日(水)、大宮アルディージャとの練習試合が行われ、3本合計4−3で勝利。試合終了後、マッシモ フィッカデンティ監督がテレビ電話取材に応じました。

マッシモ フィッカデンティ監督


ー練習試合の出来や内容をどのように感じていますか?

もちろん得点にこだわるという部分もありますが、ご質問いただいた内容という面では満足しています。ミスはどういう考えを持ってプレーした上で生まれてしまったのか振り返るべきです。逆にどの部分が良かったか時間を分けて言うと、最後の20分から25分くらいが良かったという印象があります。そういった良かったところに関してはチームの力として備わっているなと感じる部分がありましたし、まだ伸ばしていかなければいけない点もありました。今は走り込みをしている時期ですので、すべてが今日の試合のままというわけではありませんが、いくつか今後の練習につなげていける部分が見えたと思います。


ー攻撃面では両サイドから組み立てている印象を受けました。そういった点の評価はいかがですか?

実際に我々の強さはどこかというと両サイドの選手。さまざまな特長があり、スピードや技術を生かして勝負をし、1対1を制して中にボールを入れたり、チャンスを作る。またはそこから得点に直結するプレーをできることが武器だとわかっています。そういったプレー、シーンを多く作ろうという意識を持って、プレーしたこと自体がすごくいいことです。実際にそういったプレーからチャンスを作れましたが、フィニッシュの形まで作りきれなかった場面もありました。そこは開幕に向けてコンディションが徐々に上がってくれば、勢いやスピード感も出てくると思っています。イメージや方向性としては良かったと感じています。


ー特に新加入選手が多く出場した1本目のディフェンスに関して、どういった部分を改善させていきたいと考えていますか?

失点にはいろいろな要素があり、運が悪く生まれてしまう時もありますし、ミスがあっても誰かがカバーして失点にならないこともあります。サッカーのセオリーとして、このゾーンではしないほうがいいような選択、グランパスの戦い方や選手の配置の中で避けるべき選択を、新加入選手やもともといる選手の中でまだ共有しきれていない部分もあったと思います。今は走り込みをしている時期ですので、誰かのミスをカバーする体力がなかったりするので、今日の試合ではそういったミスが本当にストレートに失点に直結したというところだと思います。ただ、逆にすごく刺激になったのではないかと思っています。このようなミスをすれば失点をしてしまうと口で言うだけでは実感できないと思いますので、危機感を感じる面もあったのではないでしょうか。そういった点では今の時点で解決しなければいけない、良くしていかなければいけない部分として、そのまま受け入れるべきだと思っています。


ー新加入の木本恭生選手がメンバーから外れました。コンディションの問題でしょうか?

なにか特別なものがあるというよりかは、ほかの選手と比べて疲労がたまっているので、無理をさせずに休ませました。