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明治安田生命J1リーグ第32節 横浜FC戦後 監督会見

1212月
12/12(土)、明治安田生命J1リーグ第32節が行われました。名古屋グランパスはパロマ瑞穂スタジアムで横浜FCと対戦し、0-0で引き分け。試合終了後、グランパスを率いるマッシモ フィッカデンティ監督がオンラインでの監督会見に臨みました。


マッシモ フィッカデンティ監督


始めから話した方がいいのか、最後のエピソードから話した方がいいのかわかりませんが。今年、判定について話すことを一年中していたわけではありませんが、まずグラウンドの中ではPKは当然だなと、審判は正しい笛を吹きました。終わってから映像を確認しても、私が見た限りでは完全にPKだと思います。こういうビデオインタビューの形なら(メディアの)皆さんの顔も見えますが、皆さんもPKだったと思うなら頷いていただけたら。(反応を見て)そうですよね。

 

審判が判定をし、アシスタントレフェリーからの助言を受けて取り消しになったと思いますが、それは説明にならないと思います。我々が全員で一つになって闘うということを1年間続けてきましたが、全員で抗議に行く練習だけはしていませんでした。そこの部分で横浜FCが上回ったのかと思います。レッドカードのところも、選手がナーバスになっていた部分はあったと思いますが、どちらかというと主審の方がナーバスになり、レッドカードを出したがったのではないかと見えてしまいます。そのような試合の後でも、挨拶はして終わろうと(審判のところへ)行ったのですが、それもせずに帰られました。よくわからない、どのような考えが試合中、試合後にあったのかわかりません。すごく残念な気持ちが残る、後味の悪いゲームでした。どういう試合だったか振り返る価値がなくなるくらい、試合を壊されてしまいました。繰り返しになりますが、60メートル、70メートル離れた位置から見た方の意見を、10メートルの距離で見た方の判定を変えるほど重要視することが、なんのために必要なのかと。どのような思いをもってそのような判定をされたのか、しっかりと話をしてもらいたいと思います。

 

そのことに対して話すことにどのような意味があるのかということにもなりますが、フェアプレーということを話すなら、どの部分もフェアプレーでいこうと。ファールは試合中に起こることですが、その判定に対し全員で囲みにいくことがフェアプレーなのか、その部分を対戦相手にも求めたい。そういう後味が残る試合でした。

 

―PKだったはずの場面以外にも決定機がありました。今日の攻撃陣の評価をお聞かせください。

前半から出たメンバー、途中から入ったメンバー、山﨑(凌吾)もあのくらいの時間が限界かなというところで投入しました。その中で各選手が交代したり、それぞれが役割を変えながら試合を作ってくれるということを想定し前半から闘いました。その続きを話すと先の話題になってしまい残念ですが、勝たしてあげたかったという思いだけです。