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明治安田生命J1リーグ第10節 清水戦 前々日監督会見

234月

本日4月23日(月)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、明治安田生命J1リーグ第10節の清水エスパルス戦に向けて、風間八宏監督が記者会見を行いました。

※動画のみ有料となります。


風間八宏監督


―今日の練習ではどのようなことに取り組みましたか?

1日リフレッシュしたので、すごく新鮮で良かったと思います。


―22日は一部の選手に休養を与えました。

いつも言っているけども、いろいろなものは全部脳でコントロールするものなので、そういう意味では脳をコントロールする仕方、それからそれをどうしていくか。それも含めて休養というかリフレッシュだね。


―練習の予定を変更し、オフにした理由を教えてください。

それは選手を見ながら。逆はできないからね。休みにしていて練習は増やせないから。俺らのやり方はそういうものだから。それはすべて予定の中。当たり前の話だよね。


―次戦に向けて、チームに求めていくことは?

もう明確になっていることだけど、一つは時間だよね。時間と状況。そういう中で自分たちがどのようなプレーをするのか。例えば入り方とか。それからもう一つは二度ミスを続けないということ。その前の試合はほとんどなかったけど、この前はそれが多すぎた。だから、そこが集中力だということ。そういうことは明確にしてあるので、選手たちは今日のトレーニングの中でもそこを意識してやっていたと思います。


―神戸戦の出来についてはどのように評価していますか?

見てみれば分かる通り。さっきも言ったけど、何が悪いかじゃなくて、彼らが普通のアベレージを出していれば問題ないものが、アベレージを出せないことが一番の問題。若い選手もいるけど、若い選手だから仕方ないということはないからね。そこのところはみんなにやってもらわないといけない。さっきも言ったけど、集中力がどんなことかというのは明確にしたので、あとはそれで臨んでもらえればいいと思います。


―監督の要求に対し、選手たちはどのように反応していますか?

今までできていないことではなく、急につくるものでないから。問題ないと思います。


―神戸戦で、青木亮太選手がベンチ外となった理由は?

コンディションだね。多少、体の状態が良くないのでね。無理させられないじゃなくて、やれないということです。


―6連敗という結果に対し、厳しい目を向けられることもあります。

仕事なので、そこに対しては何も思わないし、俺たちのやることも変わらない。俺たちが見るべきものはそこではない。俺たちがやるのは、サッカーをどう構築していくかというところなのでね。


―勝ちたいという気持ちが強くなっているのでは?

勝ちたいに決まっているよね。俺たちはずっと、小さい頃から勝負の世界に生きてきているから当たり前。ただ、今も言った通り、その悔しさだけを出したところで何も起こらない。すべては頭のコントロールなので。それが俺たちの仕事だという、そこだけだね。感情だけで動いていれば楽でいいけど、その感情はいらないものだから、俺たちの中では。その感情をどうコントロールするか。1年間の中で自分たちがどこまで行くか、目標を設定して自分たちでやっていくかを決めたら、そこの中でぶれないというのは、すべて頭の中のコントロールなので。いろいろなものに左右されるものではないと思います。


―この状況の中で変えなくてはいけないことを教えてください。

今言った通り、変えなければいけないのは、試合というものはボールを持った戦争だということ。今の状況の中で、何が最善かということをもっと覚えること。ここは変えなきゃいけないところだと思います。それから今言った通り、二回連続でミスをしないということ。その戦いの中で楽しむ。そしてその試合というものは90分あって、その中でいつが一番大事か、あるいは今自分たちが何をしなければいけないかを選ぶこと、これは変えなきゃいけない。ただ、それ以外のところは変える必要はまったくない。それだけだね。

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