選手が自身のプレーを振り返り、瞬間的に思い描いていたイメージやその選択に至った理由を明かす『The Scene』。今回は21日(土)の神戸戦に先発出場した深堀隼平にフォーカスし、プレーの真意に迫った。
―21日の神戸戦では2トップの一角として先発出場しました。ご自身のパフォーマンスを振り返ってみていかがでしょうか?
先発出場した仙台戦よりも自分の特長を出せたと思います。ただ、相手の裏を取るシーンをなかなか作ることができませんでした。神戸にボールを持たれる展開でマイボールの時間が短かったこともあり、裏を狙う機会が少なかったという印象もあります。
―神戸に押し込まれる時間帯が続く中で、どのような意識を持ってプレーしていましたか?
奪ったボールを大事にしていこうと思っていたのですが、チームとしてなかなかできていなかったというのが正直なところです。また、ボールを奪う段階において、取りどころがはっきりとしていなかったことも、自分たちの時間帯を作れなかった要因だと思います。
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