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JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第4節 広島戦 前々日監督会見

164月

本日4月16日(月)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第4節の広島戦に向けて、風間八宏監督が記者会見を行いました。

※動画のみ有料となります。


風間八宏監督


―敗戦が続く状況で迎えるルヴァンカップです。どのような戦いをしたいと考えていますか?

目の前の試合に臨むだけなので。その姿勢は全く変わっていないし、変える必要もないのでね。そこをしっかりやっていきたいと思います。


―鹿島戦ではどのような手応えがありましたか?

ベースの部分は素晴らしかったと思います。あのチームを相手に、あれだけゲームをコントロールできていた。その中で、点を取るか取らないか。そこのところの質をもっと上げていかないといけないというのは、歴然としたところなので。そこに取り組むということがすごく大切なことだと思います。ただし、そこのベースは崩さない。すごくいいことだと思います。


―他の試合に比べて、鹿島戦での黒星は前向きに捉えられるものだったのでしょうか?

もちろんそうでしょう。ペナルティーエリアの中に何回入ったかと言ったら、ものすごい数だった。シュートを打たない場面もたくさんあった。最後のところの質、要するに目だよね。目が合っていないところが何本もあった。簡単に言うと、10本以上のシュートを打てているはずなので。そこのところは何とも思っていないけど、そうは言ってもそこの中を見つけないといけない。それは選手にずっと要求していることなので。ただ、あそこまで押し込んで、ハーフコートでできて、(ボール支配率)62パーセントと言ったって向こう側だからね。後ろでボールを持っていたわけじゃないから。そういう意味では、選手がものすごくうまくなっていると確信したゲームだよね。


―ゲームをコントロールできていただけに、失点が悔やまれる展開でした。

やっぱり点を取らないといけない。取っていればガラッと変わるわけで。もちろん失点というのは我々のミスでしかない。当たり前だよね。得点というのはこちらの成功でしかない。そこのところで先に点を取っていれば何でもないし、逆に言えば3、4点差がついても何の不思議もない相手なので。そこは突き詰めていかないといけない。ただ、そこのところは個人の質の部分になってくるのでね。そこは厳しくもあり、彼らにも時間を与えないといけないところだと思います。


―ガブリエル シャビエル選手、ホーシャ選手が全体練習に復帰しました。彼らの起用は考えていますか?

連戦がなので、そういう意味では時間を待ってもしょうがないので、使えるのであればどんどん使って。その中でトレーニングさせていく形しかないと思います。ただ、それは明日にならないと分からない。今日は悪くなかったけどね。どんどん出てもらわないと。ぶっつけ本番はないから。連戦だからどんどん使っていかないといけないので。そこはいい状態であれば、出てもらいたいというふうに思っています。


―2種登録の選手が新たに増えました。彼らに限らず、若手選手の起用も視野に入っていますか?

そうだね。即戦力になるかは分からないけど、入ることで二つの効果がある。一つは下部に対してものすごく効果が出ているし、トップに対しても出るんでね。やっぱり若い選手が入ってくると、活性化するというか。全員の出力が高くなるのでね。もちろん使えれば一番いい。期待しながらやってみます。


―鹿島戦でシュート数が少なったことについて、どのように分析していますか?

言った通り、あそこまで行くというベースはできているわけで、何の問題もない。決めるかどうかは一人ずつの判断であり、技術である。それしかないよね。そこのところは最初から、やっていないことはないのでね。あとはそこをどうやってくれるかだけで。そこは待つこともあるし、厳しく何回も言っていかないといけないこともある。そこは俺たちの当たり前の仕事だよね。


―今節の結果次第ではグループステージ敗退の可能性もある状況です。どういった選手起用を考えていますか?

どの試合でもそうだけど、今のベストだと思うことをやっているので。何か落としているわけではないのでね。そういう意味で、チームが前にいくためのベスト、そのために試合を使っていくということだから。それに関してはコメントがうまく言えないよね。俺たちはいつも全力でそこに対しているので。選手を変えるからではなくて、どの選手が出ても勝ちにいくのは当たり前の話なのでね。


―負けが続いている状況とはいえ、内容に向上が見られたと思います。選手たちにどのような変化がありましたか?

それはいろいろなところで変化があるし、良くなっている。ちょっと前まで「あれ、どうした。良くないな」と思っていても、また出てくる。逆にちょっと前に良くても、チームは進歩しているので、そこで合ってない選手も出てくる。そこは行ったり来たりだと思う。変化は着実に起きているし、この前の試合を見ても分かる通り、短い時間の中でも変化は起きているんでね。そこに対して選手はしっかり取り組んでいると思うけど、そこの中ですごく動いてくる。常にその動きの中で先頭を切っていける選手ばかりじゃないから。そこのところに浮き沈みは必ずあるのでね。こういうのは質のサッカーだから、それはしょうがないことだと思います。


―今節で対戦する広島について、どのような印象を持っていますか?

いつも言っている通り、自分たち次第なんでね。自分たちが何をできるか。でも、この前の試合では自分たちがそれをできなかったね。そういう意味では相手がどうというスカウティングよりも、自分たちのスカウティングの方が大きい。ただ、やっぱり次の試合ではそういうのではなくて、鹿島に近い方の試合をしたいと思います。

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