4/14(土)、明治安田生命J1リーグ第8節が行われました。名古屋グランパスは県立カシマサッカースタジアムで鹿島アントラーズと対戦し、0-2で敗戦。試合終了後、長谷川アーリアジャスール選手、ジョー選手が試合を振り返りました。
長谷川アーリアジャスール選手
—本日の試合はチームとしてボールを保持する時間が長かったものの、得点を挙げることができませんでした。どういったところに課題があったと思いますか?
やはりシュートは打てる時に打たなくてはいけないなと思います。打てそうで打てなかった部分もあるんですけど、強引にでも打っていかないと。相手に当たって入る可能性もありますから。守備に関してはコンパクトにできたと思います。結果的に2失点してしまいましたが、相手が裏に蹴ってくる中で、今までの試合よりも良くなったと感じました。攻撃においても、「自信を持ってパスをつなごう」と、出して動くことを繰り返しましたし、ペナルティーエリアに入っていく回数も多かったです。ただ、そこでやりきらないと、前に人数を掛けている分、カウンターを狙われてしまいます。思いきりの良さを出して、しっかりとやりきることが重要だと思います。
—ジョー選手にボールを入れる意識が強かったように見えました。
そうですね。相手にとって嫌な動きをしていたと思いますし、長身なのでシンプルに上げることを意識していました。前向きの状態でジョーからボールを受けるプレーというのは相手にとって嫌だと思うので、そこの精度を上げていきたいです。そういった相手が嫌がるプレーをすれば、パスも生きてくるはずです。
—次の試合に向けて修正すべき点を教えてください。
やはりゴール前でのプレーですね。シュートで終わるということも含めて、どうやって崩していくか。守備については2点を取られてしまったものの、手応えを感じた部分もあります。今までは(ロングボールで)ひっくり返されて、ただひたすら後ろに戻ることが多かったですけど、今日は(プレッシャーを掛けに)いくのか、いかないでブロックを作るのかという判断ができていたと思うので。
—シュートを打てなかったというのは意識の問題なのでしょうか?
そうだと思います。「自分が決めてやる」という強い気持ちを持っていれば、足を振り抜けると思います。ただ、(局面で味方やパスコースが)見えすぎてしまい、周りを使ってしまうというところもあります。もらう前からシュートを打つことを考えていかないと、意識は変わらないと思うので、しっかりと考えてやっていきたいです。
—チームはリーグ戦5連敗となりました。現在の成績についてどのように考えていますか?
この結果は誰にとってもいいものではないです。応援してくれている方に申し訳ないと思っています。僕たちは試合に勝って皆さんを喜ばせるしかないと思いますし、下を向いていても仕方ないので。次に向けてしっかりやるしかないです。
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