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6/20(土)練習試合「vsFC岐阜」監督会見

206月
6月20日(土)、FC岐阜との練習試合が行われ、3本合計1−0で勝利。試合終了後、マッシモ フィッカデンティ監督が監督会見に臨みました。
マッシモ フィッカデンティ監督


ー今日の試合の総括をお願いします。

対外試合は約3カ月弱の期間を経て、今日やっと試合をすることができました。必ずしもすべてがうまくいくとは思っていなかったです。そういった中で、各選手のポジションの取り方など、「ここがズレていたら困る」というところはうまくできていたと思います。変な間延びをせず、常にコンパクトにできていたと思います。フルコートでのサッカーにおいて、グラウンド全体をしっかりと埋められていたと感じます。ゴール前までいけなかったところは仕方ないのかなという印象です。フィジカルコンディションについて、もう一つ無理がきくような状態にあと2週間で上げていければ、選手の体がそういうプレーもできるようになってくるはずです。この機会にしっかりと準備したいと思います。(FC岐阜について)J3のチームという見方はしておらず、我々よりも準備期間を確保して今日の試合に臨んできています。我々は久しぶりの練習試合でしたけども、何試合かこなしている相手に対し、サッカー全体をとおしてどのぐらいやり合えたかを見ると、悪くなかったんじゃないかなと思います。


ー試合ではいい場面がいくつもあったかと思います。フィニッシュに関してはどのような感想をお持ちですか?

通常ですと、毎日トレーニングして毎週試合をしているため、試合勘があると思います。約3カ月空いた中で、どういうところが欠けてくるのか。感覚的な面で「今のタイミングで動いておくべきだった」と思うなど、一瞬のズレですべてが変わってしまうものです。それはよりゴールに近づくほど起こるものであり、それではいいプレーにつながりません。その感覚であったり、動こうと思っていても一歩が出なかったというところも、場面によってはあったと思います。その部分については、トレーニングにおいてもそういうシチュエーションをなるべく作ること、やるべきトレーニングをこなすことで埋めていけるように、再開に向けて残りの2週間で準備したいと思います。フィニッシュに関してはそう考えています。


ー阿部浩之選手、稲垣祥選手、山﨑凌吾選手は1本目、2本目に続いて3本目にも出場しました。長時間に渡ってプレーさせた意図を教えてください。

各選手のコンディションを上げていく中で、特に前線は多くの選択肢を持つことができています。「誰が出てもおかしくない」と、私は何度も言っていますよね。「2本目の組み合わせでもう少し長い時間見てみたい」と思い、彼ら3人と話したら「もう少しであればプレーできます」と言ってくれました。ただ、外から見ていても阿部は足がつりかけていると思いました。実際につる前に、大事に至る前にすぐに代えるということで、阿部の場合は3本目が始まってすぐに交代しました。なるべくあの組み合わせで見たいという考えがあり、選手の協力もあったため、彼らを3本目にも出場させたということです。