青木亮太選手
ー清水戦を前にどのような心境ですか？
スケジュール的にも厳しい状況なので、チーム全員で闘う必要があります。チャンスが来る可能性に備え、全員で闘っていきたいと思います。
ーコンディション面で問題はありませんか？
はい、いつでもプレーできるように準備してあります。
ーここまでの公式戦2試合では出場機会がありませんでしたが、ピッチ上で試合を見ていると、気持ちが高まるところもあるのでは？
そうですね。1年ぶりに試合メンバーに入ってベンチから試合を見たことで、雰囲気を感じ取ることができました。これまではスタンドで見ることが多かったので、ピッチから見られたのは良かったと思います。
ーベンチ入りしてサポーターの声援を聞いたことで気持ちは高まりましたか？
期待していただけているかなと思います。その期待に応えていきたいです。
ー青木選手のチャントは声援がより大きかったように思います。
どうですかね。でも、ヤマくん（山﨑凌吾）も「すごかったな」と言っていたので、そうなのかなと思います。
ー試合では最前線または2列目と攻撃的なポジションでの起用が予想されます。先日の試合もそれをイメージして見ていましたか？
相手の弱い部分、空いているスペースを見ていました。
ー練習ではトップ下のポジションでもプレーしています。
前の位置でいろいろなポジションをやっているので、なんとも言えないですけど、どこで出ても問題ないと思います。
ー清水は攻撃的なチームである分、スペースが生まれてくるのでは？
足元の技術に優れる選手が出ている印象です。パスをつなぐサッカーだと思います。なるべく自分たちがボールを持つ時間を増やす必要がありますね。相手にはテクニックの高い選手が多いので、個々の闘いで負けないことが大事になってくると思います。
ー今シーズンの清水は前掛かりになるイメージがあります。
そうですね。この前の試合はボールを持っている印象を抱きました。ボールを奪ったあとはチャンスになる可能性があり、そこでの正確性が大きなチャンスにつながると思います。1本、いいパスが通ればチャンスになると思います。
ー仕掛けられる場面では積極的に仕掛けていきたい？
そうですね。そういう場面があれば仕掛けると思います。チームでいい形を作っていければチャンスが来ると思いますし、その先にもつながると思います。
ー試合勘はいかがですか？
まだ公式戦に出場していませんからね。練習試合でプレーするのと、公式戦でプレーするのは違ってくると思います。不安はないので大丈夫だと思いますけどね。
ーピッチを離れた時間が長かったからこそ、試合に懸ける想いは強い？
そうですね。僕が加入してから、ルヴァンカップで勝ち上がることが少ないと感じているので、こういう機会を生かして上にいけるようにやっていきたいです。上にいけばいくほど試合数が増えますしね。ケガをして出られていない選手の分までやっていけたらと思います。
ー清水戦はパロマ瑞穂スタジアムで行われます。自身が初ゴールを決めた思い入れのあるスタジアムだと思いますが、そのあたりの心情はいかがでしょう？
一旦、（瑞穂での試合は）今シーズンが最後になります。ゴールを決めた場所でもあるので、やりやすさはあります。
ーパロマ瑞穂スタジアムへの思い入れは強まっていますか？
そうですね。瑞穂で試合をすることが多かったですしね。特にJ2で試合に出ていた頃は瑞穂での試合が多かったので、思い入れのようなものはあります。
武田洋平選手
ー自身の状態についてどのように感じていますか？
全体的に順調だと思います。
ー公式戦2試合を終えて、守備におけるプレーをどのように見ていますか？
なんとか守れていると思います。あとは連係や個々の役割を高めていければいいと思います。
ー練習を通じて、連係面や動きは良くなっていると感じますか？
まだ2月ですが、悪くないんじゃないかと思います。
ーGKが気を付けることはどこでしょうか？
守ることに関して、GKがやることは変わっていません。ポジショニング、ディフェンスラインとの連係、ラインコントロールをしっかりできれば、大丈夫だと思っています。
ー裏のスペースへの対応はいかがでしょう？
出られるボールについては、GKが対応しないといけないと思います。ゴールを守りながらのプレーになるので、常にいい距離感を保っておくことが重要です。
ー実戦を前にして、今の気持ちを聞かせてください。
前回の公式戦から（日が）空いているので、難しい試合になると思っています。周りに対してより、まずは自分が集中すること。とにかく声を出すことも大事です。
ー若手選手が多く、責任感を持った中での試合になると思います。
年齢を重ねてきて、そういった役割は「やらなきゃいけない」と感じています。若い選手を見ながらプレーしていかなければいけないと思っています。
ー対戦相手が古巣ということを意識していますか？
（在籍していたのが）だいぶ前なので、そこまで意識していないです。
ーGK内の競争について聞かせてください。
三井（大輝）はユースから昇格して、いろいろ吸収しようと必死にやっています。みんなが試合に出たいという気持ちを持ちつつ、一緒に成長していくという考え方も持っていると思います。厳しさも持ちながら日々の練習に取り組んでいます。
ーランゲラック選手と渋谷飛翔選手は昨シーズンから一緒にプレーしていますが、彼らの変化は感じますか？
2人とも持ち味があって、それを武器にやっています。自分は突出した強みがあると思っていないので、高いものを平均的に出していければと思っています。
ーご自身のプレーについてはいかがですか？
経験が積み重なっていると感じます。監督は「つなげられるならつなげたほうがいい」という考えなので、そこの精度を高く保ってプレーできるようにしたいです。
千葉和彦選手
ー現在のコンディションはいかがですか？
キャンプをケガなくこなしましたし、体の状態もすごくいいです。僕を含め公式戦2試合で出番がなかった選手が、いいモチベーションを保ちつつ練習できています。どうなるかわかりませんが、いい準備をしながらここまで過ごせています。
ーチームのサッカーについて、見えてきたものがあれば教えてください。
ルヴァンカップとリーグ戦の2試合をこなし、2試合とも異なるなと思っています。鹿島（アントラーズ）とのルヴァンカップはシーズン初戦ということもあり、ゴチャゴチャしていた部分がありました。（ベガルタ）仙台戦は落ち着いてボールを握りながら、流れの中で得点を奪うことができました。自分たちが練習してきた形から、ほぼゴールというところまで持ち込むシーンもありました。落とし込んでいる中で手応えを感じていますし、それを全員が共有できるようにしたいです。
ー試合ではどのようなプレーを心掛けたいですか？
90分間の試合をあまりやってこなかったので、やってみないとわからないですね。自分としてはテストの部分もあると思います。
ーキャンプでは周りに気を遣う姿が印象的でした。
ポジションが一番後ろで、全体が見えていますから。間違ってもいいので、声を出しながらやっていました。
ーマッシモ フィッカデンティ監督の指示を理解して、表現できていると思いますか？
練習と試合では違うので、少し材料がなさすぎるかなと。ただ2試合を見て、やろうとするサッカー、自分に求められていること、自分が入ったらどうするかなど、ある程度はまとまっています。
ーかなり厳しい練習を積んできました。
体の状態はいいと思いますけど、だからといって90分でいいパフォーマスを出せるとは限りません。
ー対清水という部分ではいかがですか？
昨日の試合を見ていて、昨シーズンとは違った戦い方だなと思いましたし、自分たちから試合を握ろうとしていました。そこを引っ掛ければ、空いたスペースを使えるのかなと思っています。
ー攻撃に人数を掛けてくる分、DFの負担も大きくなると思います。
僕1人で守るわけではないので、前からいける部分は（チームメイトを）動かしていければいいと思います。また、状況や相手を見極めながらできればいいですね。
ーメンバーが変わっても、ルヴァンカップでやりたいサッカーを継続していきたいという思いですか？
そうですね。出ていない選手中心で試合に勝って、自信を付けていけば、もっともっと良くなると思います。勝つことで次もポジティブに取り組めるのかなと。ポテンシャルの高い選手がいる中で、自信を持てれば成長の度合いも違うと思います。
ー不安に感じていることはありますか？
試合感覚は不安です。大きなゲームをやっておらず、練習試合もキャンプ中にやったくらいですから。
