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【動画】JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第2節 清水戦 前々日監督会見

242月
2月24日(月)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。午前練習終了後、JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第2節の清水エスパルス戦に向けて、マッシモ フィッカデンティ監督が記者会見を行いました。

マッシモ フィッカデンティ監督


ー過密日程の中での闘いになります。

選手には「全員で闘っていくしかない」という話をしました。その時その時の状況を見て、いい状態の選手を起用する。その中で、試合で起用できる選手が多くいる状態、いい意味で私の頭を悩ませてくれる状況を作ってくれとお願いしました。


ー出場する選手の特長も変わってくると思います。どんな点を期待しますか?

今までの2試合でこういう闘い方をしていくと定めたところに向かってプレーしてくれました。ただ、すべてを制限しているわけではなく、ここまではチームのやり方、ここから先は自分の良さを出してほしいという線引きをしてあります。そこは全員で回していくから期待するというわけではなくて、もともとそういう取り組み方をしています。


ー26日に対戦する清水の印象はいかがですか?

私たちよりも準備期間が一日少ないですし、メンバーを大きく変えてくると予想しています。ただ、清水も同じようにチームとしてやろうとしていることがある。メンバーが変わったとしてもチームとしての形は変えずに闘ってくると思っているので、それを踏まえて対策をしていきます。


ー相手によって闘い方を変えるのではなくて、今やっていることを次の試合も続けていく?

ベースとして、一つの闘い方にしか対応できないサッカーではなく、どこが相手でも闘えるサッカーを用意しています。ただし、相手によって変えなければいけない点、変えてはいけない点があります。清水のスタメンが明確にわかっていれば、それに対する準備をしていきますが、現時点ではチームとしてこういう方向性でプレーしてくるというのに合わせて取り組んでいます。まだシーズンは始まったばかりですし、特にカップ戦になると情報が少ない選手が多いこともあります。リーグ戦から中3日で全く読めない試合が入ってくるという点で難しさがあります。


ー清水に対して注意しなければいけない点は?

今見ている中では、攻撃の時にはチーム全体を押し上げて、人数を掛けて攻めてくる印象があります。ただし、最近の日本のサッカーではどのチームもそういう特徴があるのかなと見ています。なので、そういうチームを相手にどうしなきゃいけないかという点に関しては、清水だからと言うよりかは清水もそういうタイプなのかなと。最初に話したことと重複しますが、誰が出ても自分たちが目指しているサッカーを続けることが大事です。仙台戦はアウェイでの闘いでしたが、我々がやろうとしているサッカーを堂々とやってくれました。清水戦では選手を入れ替えるとは思いますけども、その中でも誰が出ても自分たちのサッカーをやらなければいけないということを変えてはいけないと思います。


ー若い選手にもチャンスがあると思います。

ただ若いから起用するわけではなくて、若い上でクオリティーがなければ試合に出場する権利はありません。グランパスの選手の取り組み方はすごくいいものがあると思いますし、成瀬(竣平)も若いですが試合ですごくいいパフォーマンスを見せてくれています。トップチームの監督として重要な役割の一つだと思っているのが、ユースの選手をトップチームに引き上げること。今まで在籍してきたクラブでもそこを大事にしてきました。グランパスの育成は環境が整っていますし、チャンスがあればユースの選手をトップチームの試合に出られるような状況を与えたいと思っています。


ー2月21日に甲田英將選手が2種登録されました。

スピードとテクニックがある選手で、主戦場はサイドになると思います。攻撃面では自信を持ってプレーしてくれるかなと感じていますが、守備面はまだできるできないの判断ができるほどプレーを見られていないので、これから見定めていかなければいけないかなと思います。


ー次の清水戦での起用は?

あさって決めます(笑)。18人には入れようと思っています。


ー監督はこれまで指揮を執ったクラブで、若い選手を試合に起用することで育ててきました。若い選手を見る時はどんなところを見ているのでしょうか?

私がどうというより、クラブが強くなるためにどうすべきかを考えています。クラブが強くなるためには、自分たちで選手を育成する環境が整っていなければいけません。若い選手を成長させていくためには、我慢しなければいけない瞬間も出てきます。そういう意味では、クラブが強くなるために我慢して起用していることに対してクラブも自分と同じ側に立ってくれないとできません。そういう部分が若い選手を育てるのに必要な環境だと思います。


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