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マッシモ フィッカデンティ監督 1月12日囲み取材

121月

1月12日(土)、2020シーズンの初練習を終え、マッシモ フィッカデンティ監督が囲み取材に応じました。取材の模様をテキストと動画でお届けします。


マッシモ フィッカデンティ監督


―2020シーズンが始まりました。

選手たちに久しぶりに会って、スタッフを含めみんなが「去年とは違うシーズンにしていきたい」と思っていますし、気持ちの確認もできました。


―選手たちの顔つきはいかがですか?

選手全員が気持ちを持って来ていると思っています。新しい選手もいて、お互いのことをよく知らなければいけません。特に新加入の選手は時間を掛けないでチームの雰囲気を理解して、一つになって取り組んでいけたらと思っています。


―練習前のミーティングでは選手たちにどのようなことを伝えましたか?

具体的なことを話すタイミングではないですし、どういう気持ちを持ってやっていくかを言っただけです。スペシャルなことを言ったわけではないです。去年までとは違った形で取り組まなければいけません。練習の取り組み方から全部変えていかないと、結果は何も変わらないよと。今までと同じことをやっていても、同じ結果しか得られません。練習の取り組み方から変えていこうと伝えました。


―昨シーズンはシーズン終盤から指揮を執りましたが、今シーズンは始動の段階からチームを見ていくことになります。

シーズン終盤から指揮するのと、シーズン開幕前から指揮するのは全然話が違うと思います。去年は残り8試合だけだったので。どういうふうにプレーするか、どういう取り組み方をしていくか、しっかりと変えて、自分が求めることを選手にも伝えていきます。順位が去年よりもガラッと変わることを祈っています。


―どのようなサッカーを目指していきますか?

どういう選手を選ぶべきか、選手をどのように配置するか、必要であれば補強するかなど、準備する時間はあります。時間を無駄にしないでやりきりたいです。目指す方向性としては、よりアグレッシブなサッカー。新しい選手も加わりましたが、補強が必要な部分もあると思っているので、それがどこまでできるかにもよります。補強を見ながら、現実的なサッカーを目標として設定した上で取り組みたいです。


―今シーズンの目標を聞かせてください。

どういうサッカーができるかと同じ位置付けで話さなければいけないと思っています。私は具体的な目標しか立てたくないので。合宿が終わって、シーズンが始まる時によりはっきりと、どういう手応えがあるかを含めて目標をお話できればと思っています。


―昨シーズンの中心選手が多く残留しました。選手の選考について、去年の考え方を引き継ぐのか、一度フラットにして競争させるのかどちらですか?

去年は極限の状態で、残留だけを目標にやらなければいけませんでしたし、自分たちから崩すというより対戦相手に合わせてどうやっていくかでした。今年は全員が競争している状態で、まだ新しい選手も加わらなければいけないと思っています。そういう選手が来た上で、自分がプレーできるように最大の努力をしてもらいたいです。相馬(勇紀)やマテウスのようにレンタル組も戻ってきて、チームの武器になるような特長を持っている選手が多いと思います。彼らの良さが出る形を見つけていきたいです。


―タイキャンプまでに重点的に取り組みたいことはなんですか?

約1カ月オフだったので、まずはしっかりと動ける状態に戻すこと。開幕までの約5週間で全部やらなければいけないため、序盤は走ることが中心となりますが、少しずつ戦術も含めて詰め込んでいきたいと思っています。


―2部練習も多く設定されています。

選手たちは約1カ月休む期間があったので、ここからは働いてもらおうと思います。今年はルヴァンカップで開幕し、東京オリンピックの影響でハードなスケジュールになっているので、準備の部分でいつも以上に工夫してやっていきたいです。今シーズンは試合が始まったら、あまりハードなトレーニングではなく、次の試合に向けてどう調整していくかになると思っています。約5週間でしっかりとやれることに取り組んで準備していきたいです。


―新加入選手の特長を教えてください。

テクニックがあって、スピードがある選手もいますし、1対1で相手にとって危険な存在になる選手たちだと思います。そういった特長を生かせるようにやっていきたいです。対戦相手として見てきた彼らの特長が名古屋でどのように生きるかは、合宿が終わった頃に具体的なイメージを持っていると思うのでその時に話したいと思います。


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