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明治安田生命J1リーグ第30節 札幌戦後 監督会見

211月

11/2(土)、明治安田生命J1リーグ第30節が行われました。名古屋グランパスは札幌ドームで北海道コンサドーレ札幌と対戦し、0-3で敗北。試合終了後、グランパスを率いるマッシモ フィッカデンティ監督が監督会見に臨みました。


マッシモ フィッカデンティ監督


最初の20分はバランスのとれた試合でした。シュートシーンがあまり多くあったわけではありませんが、PKを与えて1人少なくなるシーンまでは、互角な試合内容だったと思います。気持ちの面でどう闘うかということについて、こういう結果の直後なので選手にどう届いたかはわかりませんが、気持ちの部分ではしっかりと闘っていたと選手を称えました。繰り返し同じことを言っても、という思いはありますが、チャンスの部分ではしっかりと決めなければなりません。あれだけのチャンスを作り、あとは決めるか決めないという状況になっている。そこについてはもちろん取り組むつもりです。ただ、PKのシーンまでは互角だったと思います。PKのシーンを映像でも見ましたが、その判定はどうかなという思い、退場に至るまでの判定ではなかったのではないかと思います。それによって敗れたということではありませんが、その時間まで粘り強く闘えていたので、そのままの状態で選手にプレーさせたかったという思いはあります。来年からVARが導入されるのは喜ばしいことです。我々はロッカーに戻って映像を見てから伝えることができます。ただ、レフェリーはその瞬間で判断を求められます。今年、レフェリーの方は(周囲が)映像を見た後に批判を受けていることがあります。そういう部分でレフェリーの方を助けるためにVARという制度があると思います。導入されることはいいことだと思います。


ー最初の失点は前節と同じような形でのコーナーキックからの失点となりました。準備してきたことができなかったのか、それとも相手の動きが想定外だったのでしょうか?

札幌との対戦でどういうふうになるかを想定して準備してきましたが、相手にはJリーグでもナンバーワンと言えるようなキッカーがいますので、「絶対に守れる」という形はなく、周囲の状況を見ながら微調整をしていくという形をとりました。ただ、セットプレーから失点をしてゲームを崩してしまう試合が就任から続き、それを修正しきれていません。引き続き時間をかけて取り組まなければいけない問題です。


ー攻守一体のサッカーを目指してグランパスの監督に就任されたと思いますが、ここまでの4試合を見る限り、そのようなサッカーをまだ見せることができていません。その責任は監督自身にあるのか、あるいは選手の質の部分にあるのでしょうか。または、招聘した大森征之SDにあるのか、どのように考えていますか?

責任は監督である私にすべてありますので、他の人を責めることはしません。あと、それほど心配していただかなくても、しっかりと整っていきますので大丈夫です。すべては私の責任です。