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【名古屋グランパスU-18】2019Jユースカップ 第2回戦 ファジアーノ岡山U-18戦試合結果

2010月

10/20(日)、2019Jユースカップ 第27回Jリーグユース選手権大会第2回戦が行われました。名古屋グランパスU-18はトヨタスポーツセンター(人工芝)でファジアーノ岡山U-18と対戦し、5-3で勝利。試合結果と試合写真に加え、古賀聡監督、石谷光基選手、牛澤健選手のコメントをお届けします。


[開始時間]

10時


[試合会場]

トヨタスポーツセンター(人工芝)


[試合結果]

名古屋グランパスU-18:5-3:ファジアーノ岡山U-18


[メンバー]

GK:三井大輝

DF:牛澤健、鷲見星河

MF:新玉瑛琉、石田凌太郎、田邉光平、石谷光基、豊田晃大

FW:榊原杏太、村上千歩、武内翠寿


68分 村上千歩→甲田英將

76分 三井大輝→東ジョン

90分 石谷光基→斉藤洋大


[得点者]

村上千歩、石谷光基、新玉瑛琉、石田凌太郎、オウンゴール ※名古屋グランパスのみ


























古賀聡監督


―本日の試合を振り返っていかがですか?

選手が成長しながら勝っていかなくてはいけないのですが、そういった試合ではなく、内容の乏しい試合だったと思います。前半を3-0で折り返すことができましたが、ボールに関わっていく選手、状況に合わせてポジションを修正する選手があまりにも少なかった。個人の勝負でなんとか得点を取ることはできましたけど、相手陣地に押し込んで、2次攻撃、3次攻撃を仕掛けるシーンを作れませんでした。自分たちの良さである攻撃に、ピッチに立つ一人ひとりが関わり続けていくことを求めていきたいです。


―試合を通して、「もっと関わっていこう」という指示を繰り返していました。

攻撃と守備の両面で足りていませんでした。守備では、前線の選手だけがプレスに行っているシーン、ボールと逆サイドの選手がポジションを修正していないシーンがありましたから。ですので、相手に簡単に速い攻撃を仕掛けさせてしまい、チャンスを自ら与えてしまっていたと思います。


―次戦に向けて修正していきたい部分を教えてください。

全員で一つのボールに関わることです。ボール保持者も、そうでない選手も相手に仕掛けながら、全員で攻撃をする。そして対戦相手を敵陣内に押し込み、態勢を崩していく。ボールを失ったらすぐに回収して、2次攻撃、3次攻撃につなげていくと。その時間をいかに長くしていくかが勝負だと思っています。そこに向けて、一つひとつの技術や判断を高めていきたいですね。




―課題が見えた一方で、難しい試合を勝ちきったことは評価できるのでは?

簡単に勝てる相手はいません。今日対戦した岡山も難しい相手でした。自分たちは一つひとつやっていくだけです。クラブユース優勝を報告した際に、牛澤健キャプテンが「三冠を取る」とたくさんのサポーターの前で宣言しているので、そこに向けて落とすことのできない試合が続きます。プレミアリーグではチャンピオンシップに勝ち進めば残り5試合、Jユースカップでは最大で4試合できるので、その9試合で成長しながら勝っていきたいですね。プレッシャーがある中での試合を経験させてあげたいと考えています。


―古賀監督自身はトップチームのコーチとU-18監督の二足のわらじを履いています。

いい意味で、居心地の悪い環境に身を置くことができています。選手たちにも伝えているのですが、居心地のいい環境にいたら、成長は止まってしまいます。自分自身も今はプレッシャーのある“居心地の悪い環境”にいて、さまざまなことについて「自分がなにをできるのか」と葛藤する毎日です。この歳になって新しいチャレンジをさせてもらい、いい時間を過ごすことができています。