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JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ準々決勝第1戦 川崎F戦後 選手コメント②

49月
9/4(水)、JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ準々決勝第1戦が行われました。名古屋グランパスは等々力陸上競技場で川崎フロンターレと対戦し、0-2で敗北。試合終了後、和泉竜司選手、藤井陽也選手、ジョー選手が試合を振り返りました。

和泉竜司選手


ー相手に押し込まれ、ボールを前に運べない時間帯がありました。

前からのプレスがうまくハマっていなかったですし、サイドに追い込んでもうまくボランチを使って打開されてしまいました。相手は明らかにディフェンスの背後を狙っていましたし、そこをなかなか修正できず、失点につながってしまった。ラインを下げるのかとか、配置も含めてどうやっていくのかを中で修正できれば良かったと思います。4バックになってから落ち着いてやれたかなっていうのはありますけど、そこで失点したのが痛かったです。


ー3バックの攻撃の時に、自分が中に入って藤井陽也選手を上げる形はやっていてどうでしたか?

中を取りながら背後、というのは個人でも狙っていました。ハルが背後までっていう部分まではいかないですけど、そこでうまく動きを作ってボールに関わりながら崩していきたいというイメージはありました。なかなか相手の背後というか押し込むことができなかったので、ボランチを含めてもう少し上がっていくというか、前のランニングという部分も増やしながら、自分たちの距離でやれればいいのかなと感じました。


ー前にいっても後ろからボールが出てこない場面もありました。相手のディフェンスにうまくやられた印象でしょうか?

しっかり中を切っていると感じましたし、外はボールが出てからでもいいという感じがあったので、外を早く使って外から崩しても良かったのかなというのはあります。自分のところで幅を取って受けることができたので、そこからどうやって相手のサイドバックの裏とかセンターバックの裏を取っていくのかっていう部分が前半はうまくできなかったです。(前田)直輝が一本真ん中でいい動きをした時があったんですけど、その時に自分が出せなかったので、そこはしっかり準備していかなきゃいけないですけど、そういう動きだったりそういう形をどんどん作っていかないといけません。あそこからどうやって中に入っていくのかもそうですし、相手のサイドバックの裏だったり、ペナの角をどうやって取っていくのかっていうのは、もっと全体でやっていかないといけません。川崎は守備が堅いのでそこにどんどん入っていかないと、そういうチャンスにはならないかなと思います。


ー前半の終わりくらいから後半の頭くらいまでいいボールの回し方をできた時間帯もありました。

みんなが高い位置にいました。前を意識した上で選択肢があったと思うので、そこはボールホルダーもそうですし、周りの選手も前でボールに関われるか、サポートできるかっていう部分が重要になると思います。自分が受けるだけじゃなくて3人目の動きとか、ランニングでスペースを空けるとか、自分が受けなくても助けるプレーはあるので、そういうプレーを増やしていかないといけません。後半は左でプレーしましたけど、持っても正直前にサポートがいなかったし、なかなか個で打開していくしかないなっていう雰囲気がありました。そこは自分としても個で打開していかないといけないですし、そこに周りの選手がサポートしながら、みんなが顔を出したり、出して入っていくプレーをしなくてはいけないなと。一本のパスでチャンスになる時もありますけど、全員が出して入っていくとか、やってきたことをやっていかないと、相手も崩れないので。


ー第2戦に向けて修正しないといけないところは?

展開によりますけど、守備においては背後のところをケアしないといけません。蹴らせないのもそうですし、ラインを含めてそこはしっかり修正しなければいけない。ただ、それよりも0−2で負けてしまったので3−0で勝たないといけないので。全員で危機感を持って臨まなければ次に進めないと思います。次の試合はすぐに来ますけど、しっかり休んで勝てるようにいい準備をしたいと思います。

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