前田直輝選手
ー試合を終えて現在の気持ちを教えてください。
前半はPKでやられただけというか、ベンチから見て「いいゲームの入り方をしたな」と思っていました。自分が入った時は0-1の状況で、追いつく自信はあったのですが、結果につながらず残念に思います。
ー後半の早い時間で追加点を奪われてしまいました。
あの失点で難しくなってしまったことは事実です。僕を含め、攻撃陣がもっともっといろいろなバリエーション、いろいろな怖さを持って、ゴールに向かっていければ、また違う結果になったのかなと思います。
ーゴールシーンを振り返ってください。
チームとしても個人としても「まずは1点」という思いがありました。(ゴールは)キーパーのファンブルというか、少しラッキーな形ではありましたけど、シュートで終わらなければ相手も下がらないし、怖くないだろうなと思っていましたから、シュートで終わることを意識してプレーしていました。入って良かったと思います。
ーしかし、あと1点が奪えずに敗れました。チームとして足りなかった部分は?
ゴール前に行くシーンは増えていると思いますけど、決定機と呼べる場面が多かったかと言われると……もっと増やせるんじゃないかという印象があります。(ボールを)回しているだけでは怖くないし、ジョーの頭だけになっても怖くない。僕も含めて前線の選手がバリエーション、自信、正確性を伸ばしていかないと、2点目を奪うのは難しかったのかなと思いました。
ー来週はルヴァンカップの川崎F戦に臨みます。今日の悔しさをどのようにつなげていきますか?
勝てていない時期が続いていて、サポーターの皆さんを含め、いろいろな人がモヤモヤしている気持ちになっていると思います。モヤッとした気持ちは、ピッチの上で勝利することでしか変えられないと思います。タイトルの懸かっている試合ですから、1戦目から優位に立って、また名古屋に帰ってきたいと思います。
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