11/10（土）、明治安田生命J1リーグ第32節が行われました。名古屋グランパスはIAIスタジアム日本平で清水エスパルスと対戦し、0－2で敗戦。試合終了後、グランパスを率いる風間八宏監督が監督会見に臨みました。

しっかり（ゴールを）取れる時に取らなければ苦しい試合になるという典型だったと思います。今日の試合は先に点を取っておかなければいけなかったと思います。また、点を取られた後に自分たちでもう一度時間をしっかり取り戻さなければいけなかった。その辺は反省しなければいけないところです。チャンスはありましたが、判断の部分でもったいなかったと思いますので、そこは確認したいと思います。

―前半は優勢に試合を進めていましたが、後半は立て続けに失点をしてしまいました。チームに何があったとお考えでしょうか？

一つはボールを奪ってから奪い返されてしまったところで穴が空いてしまった。普段からセルフジャッジは絶対にするなと話していますし、今日もセルフジャッジをしたというわけではないのですが、そのようなシーンが一本できてしまった。そのあと、自分たちがリズムを取り戻すために何をしなければいけなかったか。前線の選手が下がりすぎてしまったことで、相手の（前への）矢印の大きさを大きくさせてしまいました。その部分はまた確認したいと思います。

―終盤は足が止まっていたようにも見えました。連戦の影響はあったのでしょうか？

（1週間で）3戦ありましたので、選手を休ませながらやってきましたが、どちらにしろ、途中から出る選手も含めパワーアップしていかなければいけない。そこはチームの課題だと思います。コンディションの問題に逃げるのではなく、自分たちの素の部分でやっていきたいと思います。

―今日は3バックで試合に入りました。

いつも言う通り、相手ではなく自分たち。今いるメンバーでどう攻められるかです。実際にうまく攻めていましたし、そういう意味では、最後のところでしっかり決めきらなければいけない。システムにとらわれる考えはありません。