和泉竜司選手
ー長谷川健太監督は「全幅の信頼を寄せてキャプテンを任せた」と話していました。キャプテンとして臨む新シーズンの開幕を目前に控え、現在の心境を教えてください。
キャプテンとしてチームを引っ張っていきたい、支えていきたいと思っています。その気持ちはグランパスに戻ってきたときから持ち続けていたものでもあるので、特別何かが変わったというわけではないですけど、より一層苦しいときにチームを助けられるような存在になっていきたいと思っています。監督から信頼を寄せてもらっているのはありがたいことですので、その信頼に応えてチームを引っ張っていきたいです。
ー「グランパスのキャプテン」について、どのような気持ちを抱いていましたか?
キャプテンだろうがそうでなかろうが、このクラブのために闘い、世界で闘えるようなチームにしていきたいと思っていました。キャプテンになれば、そこに対する想い、責任がより強くなると思います。プレーはもちろん、それ以外でも若手の模範となれるように、日々の過ごし方、取り組みを見せていきたいです。「しっかりやらなければいけない」というか、身が引き締まる思いです。
ー「キャプテンはこうあるべき」という考えは持たずに過ごしているのでしょうか?
そうですね。いろいろなキャプテン像があると思いますし、キャプテンだからしなければいけないことというのは特にないと思うので。ただ、このクラブがタイトルを獲っていけるように、自分のことだけでなくチームのことを考えるという意味では、キャプテンとして責任があると思っています。シーズン中には良いとき、悪いときがあるものだと思うので、そのときにどれだけ前向きに、チームを盛り上げていけるか。そのあたりは昨年以上にこだわっていきたいと思っています。
ーシャドーまたはトップ下での起用が想定されています。攻撃陣の中心としてプレーすることへの意気込みを教えてください。
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