山岸祐也選手
ー清水エスパルス戦でのスプリントのスピードも含めて、コンディションがいいように見えました。状態についてはいかがですか?
10パーセントくらいですかね。いや、それは嘘ですけど(笑)。今まではずっと「100パーセント」、「万全」と言ってきて、今もその気持ちも持っていますけど、もっともっと上がる、もっとできると思っています。
ープレスにいくスピード感が永井謙佑選手並に速く感じました。
本当ですか? めっちゃ褒めてくれるじゃないですか(笑)。今日は気持ちいいですね(笑)。
ーそれはもちろん必要なプレーですけど、ああいうプレーを出すことで自分も乗っていける部分があるのでは?
前半に謙佑くんがあれだけスプリントをかけていたので、後輩の僕がやらない訳にいきません。いい模範がいますから。プレスについては、相手がプレッシャーを感じなければプレッシャーじゃないとずっと思っています。ただいっているだけだとあれなので。(アビスパ)福岡時代は特に、ボランチとかに「パスが出る前にゴーをかけてくれ」と言っていました。名古屋に来てからもボランチの選手にはよく言っているんですけど、それで相手の顔が0.2秒下がればミスが起きたりします。そういうシーンを作って、前でプレッシャーをかけて奪ったときにチャンスになると思うので、そういうのは常に意識しています。復帰したばかりですけど、そこは意識で変えられることだと思っているので、そういうふうに見ていただいているのであればうれしいです。
ーいいアシストもありましたし、ポストプレーで起点を作ってチームを助けることができていたと思います。そういった部分の手応えはいかがですか?
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